【手相占い書籍紹介】門脇尚平「手相の相談室」

 

書籍紹介

門脇尚平「手相の相談室」(明治書院1971年出版)

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「手相学はキロにはじまり門脇で終わる」と豪語する門脇尚平氏の手相本です。

門脇氏の24年間にわたる手相研究を濃縮した1冊。

基本的な技術面をまとめた1章は同氏が書いた「手相トラの巻」や「手相早わかり」と同様の内容で、基本的にキロの手相学をベースにした内容になっています。

2章以降は恋愛・結婚・健康・仕事・金運など、本のタイトル通り実際の相談に答える形式で手相を解説。

10章の「あなたはどんな職業に向く人か」という項については、手の形状・大きさ・指の形状・丘の発達・指紋などから適職を診断。

時代錯誤は多少あるものの、具体的な職業が記載されているため現代の占いでも十分通用する内容だと思います。

門脇氏が書く文章は、ただただ手について説明するだけではなく、ちょっとした小話や文学の一節を引用したりと教養が感じられる。読みやすいです。

門脇氏の書籍はほとんどが絶版本で古書店でも高値で取引されていますが、見つけたら手に入れておいてもいいかなーという感じです。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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