書籍紹介
大川恒平「手相学のコペルニクス的転換」(講談社出版サービスセンター2001年1月出版)
2001年に出版されており、出版社を見る限り自費出版のようだが絶版になってしまうには惜しい1冊。
2016年5月現在、Amazonの中古ショップでも5000円前後で販売されています。
「せどり」をされている人がいたら是非チェックしておいたらいいかもしれません。
この本は絶版になっていますが、読んで鑑定に取り入れている人は占い師は少ないのではないでしょうか。
たくさん手相を観てきた方にこそ、読んで欲しい1冊
「コペルニクス…」とまではいかないけれど、この本はかなり常識を覆す内容になっていると思います。
手相を線単独で捉えるというよりも、丘も含めて一連の流れとして線を捉えており、非常に興味深い内容です。
過去の病気特化系の手相本を3冊以上読んだことがある人にとっては、腑に落ちるというか、「ああ、そういう捉え方か!」と理解が深まります。
手相を学んでみたい!という人がファーストブックに選ぶには混乱が生まれそうなので、ちょっとおススメできませんが、ある程度鑑定経験を積んだ方には一読の価値ありです。
流年法は運命線でしか見ていないし
ちょっと「それはコジツケじゃないの」と思う部分がありますが、極めて革新的な説をもってきたな…と感心させられる1冊。
まだまだ手相は面白くなりそうだ。
そう思わせてくれるワクワクが止まらない1冊です。
にしけい