オーストラリア15 ウルルって…

今回、ウルル(エアーズロック)とアリススプリングをヘリコプターに乗って上空から見るというツアーに申し込んでみました。ヘリコプターは人生初めてです。救援とか救助が初めてにならなくてよかった。

ヘリコプターの出発所はホテルから車で数分のところにありました。出発所についたら、まずヘリコプターに乗るときの注意事項をまとめたDVDを見ます。

僕だけ英語が聞き取れていなさそうだったので、心配だったのか「DVDに字幕をつけるよ」と言ってくれました。字幕はドイツ語でした。「Oh! I’m Japanese!」とツッコミを入れたら、ガイドのお兄さんは嬉しそうに笑っていました。どうやらオーストラリアンジョークだったようです。

 

日本語字幕で視聴します

 

基本的には「パイロットの言うことをちゃんと聞いてください」という内容でした。

 

いざ、ヘリコプターに乗り込みます!!

 

 

 

1人だったので、操縦席の隣の特等席(?)でした!

 

やった!

 

いちおう、ヘリコプターに乗る前にヘリコプターが墜落しないか占ってから乗っています。何かの講座で解説したいと思いますが、お気づきのように結果は墜落しませんでした。よかった。

 

そのまんまだ…

 

よく写真などで見るエアーズロックですが…本当に写真で見るまんまでした。

とにかく大きい!!!

 

 

シンガポールのマーライオンやエジプトのスフィンクスの実物は「ちょっとがっかり」という感想を抱く人が多いのですが、エアーズロックは本当に噂や写真通りでした。マチュピチュ遺跡もそうでしたが、「世界史の資料集の写真そのままシリーズ」に認定していいと思います。

 

本当にそのまま…

 

 

アリススプリングもそのまま…

 

30分の飛行時間で3万円ぐらいしましたが、登山できない今だったら乗る価値ありだと思います。本当によかった。

 

ウルルを見て率直に思ったことは、「これは、目指す場所だな」ということです。

何もないところにあんなに大きな岩があったら、理屈は抜きにして『目指す』という感じになると思うんですよね。

何もない平原で、誰かと出会いたい時、何かを求めたいとき、たぶんあそこを目指して歩くと思うんです。誰かいるだろう。何かヒントがあるだろう。雨風をしのげるかもしれない。自我を見失いそうなことがあっても、目印になる。指標になる。一歩前に踏み出せる。無条件で『目指す場所』という感覚になったんですね。

それと同時に『帰る場所』でもあったんだろうなと思いました。お手本にすべき先生でもあり、帰りを待っていてくれる母親でもあるような。この地に暮らす人たちが、聖地として崇めたくなる気持ちもわかるような気がしました。「存在感」「揺るがなさ」があるだけで、人々に崇められる。存在するだけで、何もしなくても価値がある。アイドルや神の究極系を体現しているような気がしました。

私たちの祖先である類人猿が誕生したと言われるのが500万年前ぐらい。ウルルは7000万年前からこの状態だったらしく、見えている部分も全体の5%。本当に氷山の一角。何もかもスケールが違いすぎることが、理屈抜きで分かる場所でした。死ぬまでに一回は見て、その存在感を感じて欲しい場所です。

 

旅は続く!

 

にしけい

▶︎ブログ記事一覧へ

関連記事

書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

無料メルマガを読んでくださっている方の手相を解説する企画です。まずは1000人の手相を解説します。Youtube手相談室で解説しています。

月に1〜2回ゆるっと配信しています。お知らせや占いに関するトピックを書いています。

記事カテゴリーで検索

 
お買い物カゴ
上部へスクロール