この記事最後の方に触れていますが…
参照記事:スペインモロッコ旅行記21〜迷宮都市フェズとベルベル人にしけい〜
イスラム教の信者は占いを信じない」とガイドさんに言われて少し諦めていたのですが、そんなことはありませんでした…!
昨日、手のチャームを買ったお店にもう一度寄っていろいろしゃべっていたのですが
「学生じゃないなら、仕事は何をしているんだ?」と聞かれ、手を見てアドバイスする仕事だと話しました。
(fortunetellor:占い師 palm reader:手相占い師という単語が伝わらなかったため)
すると「俺アーティストで自分でもアクセサリー作ってるんだけど、仕事はどうかな…?」と尋ねられました…。
その後、なんやかんやといろいろ聞かれ…
最後は笑顔に…!
手相を見たお礼に…ということでアンティーク調のチャームをプレゼントしてくれました。
日本を出てアフリカ大陸でも物術交換に成功しました…!
それから、昨日見たアルガンオイル屋さんも「もう一度きちんと見て欲しい」とわざわざお店を抜けてきてくださって…
紙がなかったので直接手に鑑定結果を書いて説明しました。これはこれで自分の中で新しいやり方かもしれません。
僕が立ち去った後をこっそり見ていたら、手を眺めながらニヤニヤして他の男性とおしゃべりしていました。
そして街を歩いていたら、突然話しかけられ数人の男性に手を差し出されストリート手相鑑定会inフェズが始まりました。
写真を撮るタイミング、撮ってくれる人がいなかったので残念ですが…。
僕が見た十数人のフェズの男性の半分以上が眼の不調と気管支の不調を表す線が出ていました。
もっとデータのn数を増やす必要はありますが、本来そこまで出ない線なのでもしかしたら目や気管支は”地域性”があるのかもしれません。
強い紫外線と乾燥と気温差…アフリカ大陸をもう少し南下していくと傾向がつかめるかもしれません。
今回の旅で、人種やその特徴についてもっと深く理解する必要があるなと強く感じました。人体の構造と性質の違い…なぜ、人種差が生まれるか…帰国後もっともっと掘り下げ てみます。
それにしても、イスラム教徒の人でも一部分ですが手相を受け入れてくれた人たちがいたことは非常に嬉しかったです。これは手相で世界平和を目論むにしけいにとって大きな収穫です。 というかそもそも手は好きな人たちだもんなあ。
1人で迷宮都市を散歩します。
ガイドブックやガイドさん情報では「迷路だから絶対ガイドをつけたほうがいい!」とありましたが、実はそこまで迷宮ではないなと思いました。
方向音痴の自分でも割とサクサク回れたので、ある程度ポイントさえ押さえておけば、あとは現地の人たちが教えてくれました。
小学生の道案内の男の子でさえ
「道案内したから1ドルちょうだい!」と言ってきましたが、「アイハブノーマニー」で大丈夫でした。
さすがにクレジットカードを読み取る機械を持ち歩いている住民はいませんからね。現金がないことを伝えるとすぐに諦めてくれました。
そういえば、全く知らないアクセサリー屋さんでも、お店の前を通り過ぎるときに
「ファティマの手、あるよ」
「手が欲しいんだろ?」
と、何度か話しかけられました。
「青い服の日本人=手が好き」という情報がシェアされるのはあっという間だったみたいですね。
壁で囲まれ密集する建物群は、人々の繋がりもより親密にする働きがあるのかもしれませんね。ちょっとびっくりしたけど。
ちなみにフェズは複雑すぎてグーグルマップが諦めたエリアです。
というよりも狭すぎて、グーグルの車が入れないんでしょうね。
少しだけモロッコにより深く入り込めたような気がした1日でした。
にしけい