クフ王のピラミッドの中は◯◯◯◯とSHARPだった!(エジプト旅行記7)

 

いよいよ世界で一番大きなピラミッド、クフ王のピラミッドに入っていきます!!

 

ピラミッドの中の様子は下記の動画にまとめました!!

 

 

 

まさか一番奥の部屋があんなことになっているとは…

 


やっぱり実際に行ってみて経験してみないとわかりませんね…。

 

ピラミッドはお墓?

 

動画の中では、クフ王のミイラがあったと言われる最深部の部屋で「オハカ…」と言っていましたが、実際のところ「ピラミッド=王墓」という証拠は見つかっていません。

 

2500年ほど前に活躍した歴史家ヘロドトスが現地のエジプト人から「王墓だよ」と聞いたことを発端に「ピラミッド=王墓」説が生まれています。「歴史の父」とも呼ばれるヘロドトスの話ですから多くの人が疑ってやまなかったこの説ですが、実際のところよくわかっていません。このクフ王のピラミッド自体が紀元前2500年に建てられたものなので、ヘロドトスが聞き取りをした時点で作られてから既に2000年が経過しています。

お墓であるなら遺体やミイラが安置されているはずですが、ジュセル王のピラミッドからはミイラ自体が見つかっていなかったり、1人の王が複数のピラミッドを建てたという例もあります。パピルスや碑文からも「お墓でーす」という記述は見つかっていないので、どうも「ピラミッド=お墓」と安直に結びつけるのは早計だとされています。

 

クフ王のピラミッドの玄関は?

 

クフ王のピラミッドの入り口はピラミッドの真北になります。お家だとしたら北玄関ということになります。

実は僕が入った観光客用の入り口はもともと盗掘坑でした。他人が勝手に開けて入ってきた入り口という意味での「勝手口」なので、非公式の入り口なんですね。

 

しかし、この非公式の入り口からエッホエッホと掘って行ったところ(僕もはぁはぁ言いながら登った先)に、偶然にも正規の玄関から入った通路に合流したのです。

ふなっしーなどをはじめ非公式キャラが公式キャラになる展開がありますが、まさにこれです。胸熱展開です。動画の途中でもありましたように、階段ではなく足場になっている通路は「大回廊」と呼ばれ、上に行くほど狭くなっています。

なので北から入って南へ登っていくような通路があるわけです。ピラミッドが家だとして、これを家相の概念に当てはめて考えると非常にへそ曲がりというか、クセが強く、気性の荒い人物が建てる間取りとなります。

また、この登っていく通路だけではなく南に向かって下っていく別ルートもあります。この先には用途不明の長方形の「地下の間」があります。千鳥のノブさんじゃないですけど、クフ王のピラミッドは家相的に「クセが強いんよ」とツッコミたくなる間取りです。

 

とにかく隠したい・保存したい

 

北玄関もそうですが、とにかくピラミッドは「隠したい」という意志が伝わってくる作りになっています。財宝やミイラを誰にも暴かれたくない、とにかく隠して誰にも見えないようにしたい。壊されないようにしたい。

永遠に栄華を保持していたいという強い意志が感じられます。現代でこのような行動をこのような規模で行える人はほぼいないのではないでしょうか。ネットやSNSで何でも個人情報が拡散される時代ですが、この思想とは反対でとにかく「一点に凝集し続けたい」という固い意志がピラミッドには感じられました。

 

 

僕が最奥で「SHARPやん」と騒いでいましたが、最奥部は密閉された状態だと外気温が何度でも「20度」をキープし乾燥した状態を保持するように作られているそうです。象印もびっくりの保温力です。そして常に乾燥した状態に保たれるので、ミイラや財宝が綺麗な状態で残るように設計されているそうです…。

そこまでして、残したいもの、あなたにはありますか?あなたはずっと後世まで記憶に残り続けたいですか?

ピラミッド…謎が深まるばかりですが、まさかピラミッドの最奥で日本製の家電に出会えるとは…!!

 

つづく!!

 

にしけい

▶︎ブログ記事一覧へ

関連記事

書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

無料メルマガを読んでくださっている方の手相を解説する企画です。まずは1000人の手相を解説します。Youtube手相談室で解説しています。

月に1〜2回ゆるっと配信しています。お知らせや占いに関するトピックを書いています。

記事カテゴリーで検索

 
お買い物カゴ
上部へスクロール