今回モンゴルを訪れたのは…
・モンゴルテレビ出演
・全国ツアーinウランバートル
・シャーマンに会う
・シャーマン協会の会長に会う
・モンゴルのお墓を見に行く
でした。
いろいろありすぎて何から書けばいいかわかりませんが、書いていきます。
まず、モンゴルに到着してガイドさんと合流し今回の旅程の大まかな流れを確認。
ホテルは日本語が通じることで有名なフラワーホテルに泊まりました。
部屋はまずまず、お風呂などの湯船はないですし、昭和のホテル感が漂っていてなぜかモンゴルにきたのに懐かしい気持ちになりました。
到着した日は次の日のテレビ出演に向けてすぐ寝ました。
テレビ出演
ウランバートルは渋滞がえぐいので早めにタクシーに乗り込みます。
ガイドさんと通訳さんとタクシーの中で打ち合わせします。
通訳さんは初対面でしたが、とても気さくで日本によく行き来しているためか、モンゴル人っぽさがなく日本人ぽい感覚を持ち合わせていました。
手相についても理解が早く、これなら手相を知らないモンゴル人にもなんとか手相の面白さを知ってもらえるかもしれない。これならいける!
車内でいろいろと段取りを確認し、通訳さんの手相も簡単に見させてもらいました。
あとはタクシーの運転手さんも人相と手も甲から病気をパパッと判断して、通訳さんに伝えてもらいました。
こうやって手相がどういうものかは体験してもらった方が早いし、この道具を使わない手軽さが相術のよいところです。
予想通り渋滞がひどかったので、思ったより念入りに打ち合わせすることができて…
今回テレビに出るということで今までどれぐらい人数の手相を鑑定したかとか、どれぐらいすごいかをドヤらなければならず、教室の人数は延べ人数で2400人ぐらいでしたが、3000人にした方がいいということで少しだけ情報操作しました。
このあたりは正直どうでもよくて、どんな服装で出るかが問題で、僕にとってモンゴルのマネージャーでもありボスでもあるガイドさんと事前にけっこう打ち合わせをしていました。
ボスは「日本人ダシ着物二シタラ?」という意見で、この前ちょうど友達の結婚式で着物着たし、当初は和装でいくか…と思案していたのですが
やっぱりなんかこう違和感というかインパクトがあったほうがいいなと思い冬のコスチュームでもあるメーテルセットでいくことにしました。
「あの格好ダト、ウランバートル春カラ夏ダカラ暑いヨ」というボスの心遣いをよそに、僕はほつれていたメーテルコスチュームのはずれそうなボタンをせっせと直していたのでした。
暑い時期だからこそ、違和感が大きくなってインパクトあるじゃん。「なんだこの日本人は」みたいな衝撃があったほうが多少はおもしろくなるんじゃないかと思ったのです。
tv5に到着します
通訳さんが「にしけいさん、緊張してナーバスになっていないですか?」とソワソワしながら気遣ってくれて
「自分はいつも報道でテレビに出ますけど、通訳としては初めてだからすごく嬉しいです!がんばりましょう!」と気合十分。というか、通訳さん肩に力入ってない?大丈夫か?
10時からの放送開始で、インタビュアーのアナウンサーはメイクバッチリだけどスウエット姿で9;50に局入り。え?ゆるくない?大丈夫なん?
先に行っててくださいと言われ、ガイドさんたちとスタジオへ。
スタジオはこんな感じです。
着々と準備が進みます。
帽子もかぶり生放送はもうすぐです。
アナウンサーさんとも簡単に打ち合わせ。
「生電話がかかってきたら、対応できますか?」
「(まぁかかってこないだろうし)大丈夫ですよー」
そしてすぐに本番。リハーサルとかなしです。
「はい、5秒前!4、3、2…」みたいな合図もなくアナウンサーが話し出してヌルッとスタートしました。
途中このサイトを紹介してくれる下りがあって
「ニシケイ、ニシケイ、ニシケイ、ドットジェイピー」と連呼してくれたところで笑いそうになりました。
内容は前回モンゴルを訪れたときにモンゴル人は十二支好きだということを自分のブログを読んで思い出したので、まだ日本で公開していない十二支を使った手相術を中心に紹介。
占いを禁止しているイスラム圏でも手相は通用したし、チベット仏教とシャーマニズムのあいだでちょうどいいという話も入れつつ、モンゴルで手相を普及させるために来ましたという論旨で話しました。
モンゴルでウケが良さそうな恋愛とお金についての線も紹介してね、とボスに言われていたので、不本意ではありますが、今のモンゴルの情勢を考えると「外に出たほうがお金になるのでは?」と前置きし、小指側に流れる線を紹介。
手まずであれだけ「お金の線はない」と書いておきながら、お金の相として線を紹介するのはすごく不本意でしたが
再生してもらえればわかりますが、ちゃんとボソボソと「今のモンゴルの環境を考えると」と前置きして説明しています。
あとは恋愛についても知能線と感情線がカーブしている女性はちょっとだらしない甘えん坊な男性を好きになりやすいので、人相的に甘えん坊ちゃん傾向が強いモンゴル人男性にモテるのでは?という考えのもと「モテる手相」と紹介しました。
普通のメディアではこのあたりの細かいバックグラウンドや意図を端折らないといけないので、語弊や誤った情報が流通しやすいので、本当に気をつけなければなりません。
このあたりはテレビ用にわりと無理やり作った説だと正直に告白しておきます。
そんな僕のわかってもらいにくい心苦しさをよそに、視聴者から生電話がかかってきます。
2件ぐらいかかってきたのでしょうか?
2人目のおばちゃんがやたら怒ってる感じに聞こえて、アナウンサーも通訳さんもダンマリ。
おばちゃんは何て言ってるんだ?
通訳さんの顔をチラッと見ると少し気まずそうな顔をしています。
このおばさんが何か良からぬことを言っている感じだけは伝わってきましたが、途中で電話が切れました。
そして、無事なんとか放送終了。
3万円払って30分生、本当にちゃんと約束通り生出演できました!
3万でこれはコスパいいですね!
モンゴルで何かアピールしたい人はおススメです!
にしけい
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