占い小屋・占いブースで占い師デビューする方法とそのメリットとデメリット

 

どうも、にしけい(@nishikei_)です。

今日9月9日は「世界占いの日」ということで

日本の占いについてちょっとぶっちゃけた話をします。

 

ショッピングセンターの占いブースや、占い小屋に在籍している占い師さん。

突然ですが、なぜあそこに占い師さんが滞在(所属)しているか考えたことはありますか。

 

今日はあそこで占うにはどうしたらいいのか

どんなメリットとデメリットがあるのかをパターン別にご紹介していきます。

 

どうやったら在籍できるのか

 

そもそもどうやったらあそこで「占い」が出来るのか。

占い師としてお金を得ようと考えたことがある人なら一度は「占いブース」に在籍することを考えたことがあるはずです。

 

答えは簡単です。

 

占い小屋を経営している人にメリットを感じてもらって気に入ってもらえればいいのです。

占い師を必要としているのは、お客さんよりも占い小屋の経営者さんだったりします。

その人が「OK」と言えば、そこで所属することができます。

 

これまでの僕の経験では

場所にもよると思いますが、面接に受かれば在籍できます。

 

「面接」と言っても程度は様々で…

 

[パターン1] 水素ぐらい軽くOKが出るパターン

 

「占い師さん足りないからきていいよ」

「今、◯曜日の枠が空いているからそこならいいよ」

とにかく二つ返事で占い小屋、ブースに在籍できます。

お客さんが少ない閑散としたブースは、結構このパターンで占いをさせてもらえます。

こんなところを見つけられた占い師さんはすでに運がいいかもしれません。

 

[パターン2] お金さえ払えばOK

 

「場所代払ってくれるなら使っていいよ」というパターンです。

パターン1よりも少しだけハードルが上がりますが

経営する側としては多少でもお金が欲しいところですから仕方ないでしょう。

人通りが少ない場所だと、赤字になる場合もありますから要立地調査です。

 

[パターン3] 流派縛り

 

「◯◯の流派でやってた、◯◯さんに習った人ならいい」という流派縛りがあるところです。

「◯◯占いセンター」の卒業生のみ…と、占い教室からの斡旋というパターンもよくあります。

エスカレーター式なので、みんな習っていることは同じだったりします。

 

[パターン4] みっちり面接・ツテやアピールが必要

 

「面接官を50分間占ってください」ときっちりみっちり実力を試されるところもあります。

履歴書や経歴をまとめた書類をもってきて欲しいというところもありました。意外としっかりしているなぁと感心させられたものです。

僕も一度、占い小屋に在籍してみようと東海最大級の占い小屋の面接を受けたことがあります。

合格はしましたが、結局僕は野生(フリー)の占い師で活動しています。

その理由は次の「なぜ占いブースにいるのか」でお話します。

 

なぜ占いブースにいるのか

 

言わなくてもお分かりだと思いますが

 

占いブースでは単純に、占うチャンスが増えるというメリットがあります。

が、そこに至るまでのプロセスが違うと思います。

 

パターン別に見ていきましょう。

 

 

[パターン1] 告知や営業活動をしていない(できない)

 

座っているだけで通りかかるお客さんが来てくれるわけですから

自分では広告宣伝活動をせずに、占いに専念出来るわけです。

 

その代わり、お店にマージンが取られます。

お店によって、お客さんが払った鑑定料の半分だったり20%だったりと様々です。

先述した「場所代でOKパターン」のほうが実は稼げたりする場合もありますし、お客さんが少なかった場合のリスクを避けるなら歩合制の方がいいです。

いかんせん、営業やお金の面倒な手間を省きたいという理由から所属する人もいます。

 

 

[パターン2] 場所がない

 

自分で鑑定するスペースがないという理由で所属する人もいます。

やはり場所代というところでしょうか。

路上でやる場合は、地域にもよりますが違法だったり怖い人たちに場所代を持って行かれたり…

逆に占い小屋でもバックに怖い人たちがついていたり…という風の噂もありますが…。

安全に占える場所を確保する上でも占い小屋に所属するメリットはありますね。

また、全く知らない土地でゼロから占える場所を探すよりも手早く占える場所が確保できるという点もメリットかもしれません。

僕も過去に大阪心斎橋の占い小屋で占いをさせてもらったことがありますが、場所代のみで1日貸していただきました。

 

[パターン3] その場所が好き、ゆかりがある

 

地元だったり、コミュニティが確立されていてその場所がやりやすいからという理由で定着する方もいらっしゃいます。

経営者さんと長年の付き合いでその占い小屋に所属している人もいます。

長年同じ場所でやっていると、その土地の人たちに愛される占い師になれるかもしれませんね。

北海道すすきの狸小路商店街の占い師さん【手相ぶらり旅】

 

 

[パターン4] データ取り、修行のため

 

定点観測出来る上に、不特定多数の人がくる占い小屋はデータ取り・修行にはもってこいです。

場所によっては、いろんなジャンルのお客さんがきますから、僕は最初この理由で占い店舗に所属しようと思いました。

 

しかし、場所によって「傾向」が出てしまうため本当に修行になるかどうかは分かりません。

女性が多かったり、スピリチュアルなことが好きな人が多い…という「傾向」が既に出てしまっているため

そこまで修行にならないのでは…と考え、国内外問わずいろんな場所に行って占う現在のスタイルにしました。

よりクルード(精製されていない)データを取るには、やはり路上や酒場など様々な人種が集まる場所で「野生の占い師」として占う方が良いと思います。

ただ、やはり安定して一定の人数を占える可能性がある占いブースはメリットとしては大きいでしょう。

 

[パターン5] お客さんがついてこない

 

パターン1の「営業機能を他者に任せたい」と近いものがありますが…。

占いの技術を磨き占い師として活動を続けていると、口コミなどでお客さんがきてくれるようになります。

そうなると、野生(フリー)の占い師でもお客さんが来てくれるようになります。

 

フリーの占い師としてではお客さんがこないという理由で占い小屋に在籍している人もいると思います。

つまり、ちょっと厳しい物言いになりますが、実力が無いから占いブースに座っているという人もいるということです。

もちろん占い師とお客さんにも相性はありますから「良い占い師」とは一概に言えませんが、占いブースに座っているからといって占いの技術が高いというわけではないということです。

 

「なぜ、この人はここにいるのか」を考えると面白いものが見える

 

「儲け話がありますよ、あなたにだけお話します」といって勧誘してくる人に対して

「じゃあなんであなた自身はその儲け話を使って大金持ちになっていないんだ」と疑問に思うことがしばしばありますが。

 

それと、同じで、もしあなたが占い小屋や占いブースに行く時に

「なぜこの占い師さんはここにいるか」ということも少し考えてみて行ってみると面白いものが見えてくるかもしれません。その理由を聞いてみても面白いと思います。

 

逆に、占いブースや小屋に所属している占い師さんは「なぜ、自分がそこにいるのか」を考えてみてください。

そして、占いをする上でより良い環境は無いか常に模索し続けてみてはいかがでしょうか。

 

僕も偉そうなことは言えませんし、フリーとして占い師を続けることが正解かどうか分かりませんが、一人の占い師として占い師全体の発展に貢献したいと考えてこの記事を書きました。

 

まとめ

 

占いブースで占い師デビューするには、占いブースの経営者にアプローチして気に入ってもらうこと。

メリットとしては安定な場所で集客をしなくても占いができることで、デメリットとしてはマージンが取られることやお客さんに偏りが出ることが挙げられます。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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