「五色占いってただの五行を使った占いなんじゃないの?」→ただの五行占いだったらどんなによかったか…

11月に開催する五色占いの講座についてご質問をいただいたので、お答えしていきます!

五色というのは、木火土金水の五行に対応してるんでしょうか?
相生、相尅、の関係の復習などしておいた方がスムーズでしょうか?
五色占いは、具体的に何がわかるとか得意分野とかありますか?

いろいろ書きましたが、にしけいさんと直接お会いしてお話できるのが楽しみで申し込みました!
新しい占いはワクワクしますね。

 

ご質問ありがとうございます。実は同様のご質問をたくさんいただいていますし、「五色占い」と聞いて「五行で占うんでしょ」と思った人も多いかもしれないので、お答えしておきます。

 

五色占いは五行と関係があるようで…?

 

この占いをわざわざ「五色占い」という別の名前で表現したのは、単純な五行占いではないからなんです。逆に単純な五行の相生や相剋といった理論や規則性に則ってくれていたら、どんなに楽だったことか…

今書いている亀卜の本の占術説明を少し引用します。

この亀卜は東洋占術で用いられる「五行」を基盤にはしているものの、相生や相剋といった一般的に用いられている五行同士の関係性による規則性が当てはまりません。体系化はされているものの、理論的な体系化ではなく、神話的な逸話、明治天皇の御製を紹介することが主眼におかれているようです。

 

規則性を掴みたくてしょうがない人間の僕が、実占も含めて規則性を掴もうとやってみたのですが、従来の相生相剋などの概念がどう見ても当てはまらないですね。何かこう、ガラパゴス化されているというか、独立した仕組みを採用しているんですね。

じゃあ全く規則性はないのかといわれると、そうでもなくちょっと独特な規則性があるんです。全体的にとにかく癖が強い占術で、何かこう「わかってほしくない」「知られたくない人」が作った占いなんですよね。笑

なので、相生相剋などの関係の復習などしなくても大丈夫です。

 

五色占いの得意分野

 

五色占いは仕組み上様々なことを占えることがわかっているのですが、おそらく一番役に立つのは「指針占」だと思います。

イメージとしては25種類の物語があって、その物語にふれて自分はどうするべきか、どういう方向に進んだらよさそうかを「自分で自然と気づく」という感じです。なので、けっこう本当に方針に迷ったときや、「今日はどうしようかな」っていうときに、「そっか今の自分はこういう感じなのか」と気づけるような仕組みだと思います。

もともとがかなり思想色・宗教色が強いこともあって、「ドーーン!」と立っているスカイツリーとか通天閣とか目印になるものが示されている感じなんですね。それで、そこから自分の立ち位置を知るようなイメージです。なので、結構本気で迷っているときに役に立つ占いですし、皆まで言わないので「自分で考えて結論を出したい」という人にはおすすめですし、占う人や捉え方によってけっこう結果が変化する内容だと思います。

そのまま使うと、どうしても時代錯誤があって、指導色が強く説教っぽくなるので、現代でも使いやすいように抽象化させながらマイルドにリバイバルしています。

 

ご質問へのお答えまとめ

 

ということで、ご質問への答えをまとめると…

 

Q1. 五色というのは、木火土金水の五行に対応してるんでしょうか?
👉A1. 対応しているようで対応していないです
Q2. 相生、相尅、の関係の復習などしておいた方がスムーズでしょうか?
👉A2. しなくても大丈夫です
Q3. 五色占いは、具体的に何がわかるとか得意分野とかありますか?
👉A3. いろいろ占えますが、自分占・指針占・決定占・年運や月運などに真価を発揮します

 

ということで、講座でお会いできるのを楽しみにしております!

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山生まれ。19歳から手相占いを独学で始める。化学系工学修士。商社での開発営業職を経て占いを生業に独立。専門分野は手相・易・気学・家相・風水・墓相など。著書50冊以上、世界15カ国での実占経験。三児の父。

よくご質問をいただくので、手相占いの記事・書籍・講座などについてまとめました。

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