「間違っていないか」を気にする人は「間」に向き合えていない可能性がある話

このお仕事をやっていると、本当に「間」の重要性を感じます。間は「時間」と「空間」です。「タイミング」と「環境」とでも言いましょうか。同じことをしていてもタイミングと環境によってスムーズにいくこともありますし、逆に全然だめなこともあります。中華料理屋でフルコースを食べたあとのお客さんにピザを売る。売れる可能性は高いでしょうか、低いでしょうか。多くの人が「お腹がいっぱいだからいらない」と言うでしょうね。

しかし、同じピザもお腹がすいた人たちがたくさんいるところで売ればどうでしょうか。「ピザを作って売る」という行為は同じです。味も値段も変わりません。でも「タイミング」と「環境」が変われば、180度結果が変わってきます。もちろん「ピザを作る」というところはある程度頑張る必要があります。自分で手を動かして、より美味しいピザを作ろうと努力する必要はあると思います。しかし、そのピザがもたらす結果は「タイミング」と「環境」次第で変わってきます。

「うまくいっているひと」というのは自然となのか、意図してなのか、この「間」の使い方が絶妙です。なんというか「引き際」がわかっているようにも見えます。うまくいかない人は、とにかく闇雲にピザを作ろうとします。ピザを作らなくてもいい場面でピザを作ります。そしてピザがいらない人たちのところでピザを売り始めます。売れるわけがないので「無料」で配り始めます。時間と労力と材料が赤字です。そして精神的にもキツくなってきます。だって自分が作ったピザが売れないわけですから、そりゃへこみますし消耗します。

もちろんピザを作って配ることが好きなら構いません。ピザの無料配布を趣味で楽しくてやっている。それなら構いません。しかし、それで苦しい思いをしているなら「引くこと」も考えたほうがよいですし、ピザを作る「タイミング」と「場」を見極める必要があります。

「うまくやること」が人生のすべてではないと思います。苦労の末に見えてくる世界もあると思います。しかし、本当はもう少し心に余裕があればできたこともあるかもしれません。一度、ピザ作りのタイミングをズラすことで、数年先に「世界最高のピザとして賞を受賞できる」かもしれません。「逃げる」とか「やめる」とか「別れる」というとネガティブに聞こえるかもしれませんが「タイミング」や「環境」をズラすと考えれば、むしろすごく建設的な発想です。

「今」「この環境」でうまくいかないなら、何か「間」が違っているだけかもしれません。あなたは「何か変わらなきゃ」とか「もっと努力しなきゃ」と考えていませんか?意外とその必要はないかもしれませんよ。あなたはあなたのままでも、案外「間」が合えば違った結果を生み出せるかもしれません。試行錯誤ができれば誰でも「よりよい間」に向かい始めます。ポイントは「ピザ作り」や「自分磨き」の試行錯誤ではなく、タイミングや場を見極める試行錯誤です。

ピザピザ言っていたので、お腹が空いてきました…。頭がピザモードになってきました…今なら僕にピザを売るチャンスです。あなた(の行動や性質)を求めている人に出会う。そういう場に居合わせる。「間違わない」ためには間違うならぬ「間試行錯誤」が必要です。それを少しでも効率化するのが占いのひとつの役割かもしれません。…だめだ…我慢できないので、ちょっと近所のピザハットに電話します。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎

1987年富山市生まれ。工学修士。 商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。黒も好きです。どの国に行ってもスチューデント扱いされます。詳しくはこちらから。

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