どうも、にしけいです。
ついつい嬉しくってブログに書いちゃいますけど
今年の2月にスタートした手相教室4期生の生徒さんの1人が手相占い師としてデビューされました。
まだ、授業は3回しか受けていらっしゃらないのですが
おそらくご自身でもデータを集められているのでしょう、線の読み方がうまいなぁ…と思っていたら
「出店します!」という連絡がきて、びっくり!
でも、正直おどろき1割、嬉しさ9割って感じでした。いやー嬉しいですね。本当に嬉しい。連絡がきたときちょっと目がうるっときました。
最初は友人2人からスタートした手相教室
これまでに手相教室で10人ほどの生徒さんに手相を教えてきました。
「教える」というのもおこがましい話で、どちらかというと僕が勝手に手相について3時間ぐらい暑ぐるしく語ってそれを聞いてもらっているような状態です。
2015年の1月に1期生の二人がスタートして1年ちょっとが経ちましたが、ここまで「手相を習いたい」と言ってくださる方が増えるとは想像もしていませんでした。
最初の2人は友人で、今も気学を教えさせてもらっていますが、やっぱり最初の授業って無茶苦茶だったりするんですよね。
最初のころは授業を部屋のどこかで聞いていた妻に授業後よくダメ出しをされて。「あそこが分かりにくかった」「あの説明は雑すぎる」とか。これがまた的確で。
それでも今も授業を受けてくれる1期の二人には本当に感謝していますし、こうやって今も習いたいと言ってくれる人がいることは本当にありがたい話です。
「育てる」って何なのか
いろんな事情があって生徒さんがこれなくなってしまったり、教室をやめられた時期でした。
「教える」って何なのか凄い悩んだ時期がありました。
「手相を教える以上、占い師として一人前に育てたい」みたいな変なエネルギーがあって。自分のこだわりとか押し付けがよくないのかなという葛藤がありまして。
「グミとリンゴとメモの話」という記事で、自分の中で出た答えを書いてるわけなんですが
引用すると…
“「リンゴが欲しいです!」
「はい、じゃあこれ、リンゴ。どうぞ」
「ありがとうございます!」
この時点で、リンゴを与えた人の役目は終わり。
それ以上はエゴになる。”
こういうことなんですね。
だから、今は割と「占い師として占ったほうが勉強になるよ!」と強く言わなくなったんですが
やっぱり「実際に現場に立った方が学び得るものは大きい」という気持ちは強くあって…
そんな中での「占い師デビュー」という連絡だったので、とても嬉しかったのかもしれません。
「育つ」と「育てる」は違う
寺社建築会社「鵤工舎」を設立した小川三夫さんの「棟梁」という本の中の文章を引用します
“「育てる」と「育つ」は違う。
「育てる」というのは大変な仕事や
。
(中略)
勘やコツは言葉では伝えることはできないが、それを身につけようと思ったら、自らの訓練と努力で獲得するしかない。
そこには学ぼうとする雰囲気がなくてはだめ。それさえあれば必死で学ぼうとするものや。そのための機会を俺は用意できる。”
手相も気学も占いには理論があります。
でも、実際のところは現場で養う「感覚」が上達には必要で
本当は僕が3時間ごちゃごちゃ話すよりそっちの方が遥かに勉強になるんじゃないかと思ったりもするんです。
でもその3時間でちょっとでも「あ、現場に出てみよう」「手相おもしろいなー!」って思ってもらえればいいなと思って毎回、暑ぐるしく話をしています。
という、ちょっと暑ぐるしい記事でした…。
あ、6期生募集中です!
にしけい