「占いを勉強したいですが、どの占いからやればいいかわかりません!何かアドバイスください!」
というご質問をよくいただくのですが
結論から言えば「どれでもいいです!なんか好きだなと感じるものからやってみてください!ダメなら他を試してみてください!」としか言いようがありません。
しかし、いろんな占い師さんと接する上で、どの占術を好むかは性格的な傾向が出ると思います。
ざっくりですが、性格と占術をカテゴライズしてあなたに合いそうな占術をご提案していきます。
(最終的に決めるのは自分ですが、ご参考までに〜という記事です)
どこに興味関心があるか?
ということで、自分に合いそうな占いの決め方はいたってシンプルです。
あなたがどのフェーズに興味関心があるか?です。
この下の図1枚ですべて説明しちゃいますが…
Aフェーズ 過去→現在 に興味がある
□なぜ自分はこのような現状なのか?
□なぜあのときあれが起きたのか?
□自分や誰かの現状に「理由」や「納得」が欲しい
□プロセス重視
□多角的に物事を考えてしまう
こういった方は誕生日や名前から占う「命術」が性に合うかもしれません。
なんか個人的な偏見ですけど、命術好きな人は「何かを許したい人」が多い気がします。受け入れたいというか。
どうしても受け入れたくないことがあって。それを受け入れるために学んでいる節もあります。デリケートで繊細で、本当は傷つきやすい…とご自身で気づかれている方は命術、ありだと思います。
自分を、あの人を、現状を。何かを受け入れたい気持ちが強ければ強いほど、命術の勉強ははかどるはずです。
あなたの受け入れたい気持ちを誰かの役に立てるには、命術がおすすめです。
Bフェーズ 現在に興味がある
□今どうするべきか知りたい
□とにかく答えをはっきりさせたい
□じっとしているといろいろ考えてしまうが基本楽天的
□結論重視
□流されるように生きてきた感がある
こういった方は瞬間的なシンボルから占う「卜術」がマッチするかもしれません。
個人的な偏見ですけど、卜術選ぶ人って案外楽天的な人が多い気がします。ポイントは「案外」です。
波に流されながらもどこかベースに「なんとかなるでしょ、なんとかなってきたし」というものがあるのです。
なのでその点、Aフェーズに興味関心度が強い人よりも楽天的に見えます。
悪く言えば他力本願ですが、その「他力」が得られないときに占いを使うようなのです。なので、スパッと良いのか悪いのか「今どういう状況なのか?」を瞬時に答えを出す卜術が合っているように見えます。
これを選ぶ人の悩みが軽いと言っているのではなく、根底に「根拠はなくてもどんな結果が出ても一度は受け入れてみる」という覚悟と柔軟性がある程度備わった人がマッチすると思います。
Cフェーズ 具体的にどうするか?に興味がある
□とにかく行動したい
□自分の人生は自分で変えたい
□他人に頼らず自分の力で生きていきたい
□ちょっとドライでチームプレーが苦手な人
□結果重視・現実主義的
これらが当てはまる方は相術・魔術・呪術がマッチすると思います。
相術は実際に可視できるシンボルを取り扱います。既に実体化しているものから結果を予測するわけですから、リアリストな方が向いていると思います。
過去は分かった、現状も分かった、じゃあどうすればいいの?
この「どうすればいいの?」に興味関心がある方は東洋系だと気学とか風水だし、西洋系だと魔術とかそういった「実践的」な術がオススメです。
ある意味自分の人生に能動的というか、悪く言えばチームプレーが苦手だけど、頼るのは自分しかいない…!という気合いが入った方がこういった術と相性がいいようです。
カタカナか漢字か…
実際占いを研究していて感じることは、やっぱりどれも「リンクしてくる」ということです。
掘っていった結果同じところにたどり着くようなことはよくあります。
でもどうせ掘るなら最初は自分にとって掘りやすい穴を選んだ方が効率的です。
あとはAとBのあいだ…とか、BとCに興味がある…という人もいると思います。
このあたりは自己分析してざっくりABC、何%ずつぐらい興味がありそうか考えてみてください。
あとはカタカナが好きか、漢字が好きかによっても勉強しやすさが変わります。
占術を勉強する上でやっぱり言葉がスーッと入ってこないとそれだけで効率が悪いです。
カタカタや英語のほうがしっくりくる人は西洋系占術、漢字の方が理解早い人は東洋系占術になります。
「スーパートルネード」と「超嵐」どちらがしっくりくるか、それだけの話です。
というわけで最後にすごーくざっくり表にまとめておきますので、ご査収ください。
各自好きなようにやってみてください。とにかく始めることが一番の近道です。
僕はすべてのエッセンスを手相に詰め込むことで手相のみでABC全部網羅できると考えています。笑
にしけい