占い師がプロフ文を書く上で気をつけたいこと(自分メモ)

自己紹介とかプロフィール文書くときってどうしても肩に力が入っちゃいますよね。

五人の参謀をはじめ、占い師さんのホームページなどを作らせて頂いているなかで、プロフィール文を依頼するのですが

どうも「自分のこと」となると途端に肩パットが入ったかのように、肩に力が入る人が多い気がします。

 

実際会ってみると「そんなことないのに」「そこはウリじゃないのになー」と思うこともよくあって

なんというか占い師やカウンセラーとか他人にスポットライトを当てるお仕事をしている人ほど、自分にスポットライトがあたるとアタフタしたりトンチンカンな感じになっちゃう人が多い気がします。

あとは占術自体の説明をプロフィールに書く人がいます。

それは自分がもっている武器の説明なので、なんというか野球で言うと

「あなたのプレイスタイルについて教えてください」と聞かれているのに

「このバットはミズノのバットで、重さは905グラムで年間500本しか製造されていない貴重な1本です」と答えらてしまうような「それじゃない感」があります。

 

確かに「自分のこと」となると難しくて、ついつい相対比較や「自分すごいアピール」が混じったドヤプロフ文に走っちゃうんですが、とにかく事実を淡々と書いてくれればそれでいいのではないかと思います。

「東大卒」というのも「すごい!」と思う人もいれば「東大って大したことない」と思う人もいると思います。感じ方は人それぞれです。

なので「日本を変えたトップたちと同じ東大を卒業してまーす!すごいでしょー!」とプッシュされた感じのプロフィール文を長く書くよりもサッっと「東大卒」と3文字で終わらせた方が、もっと他にもいろんな情報が書けると思うんですよね。

普段自分にスポットライトが当たらない分、自分にスポットライトが当たるとテンパっておかしなことや余計なことを言っちゃう気持ちは僕もよくわかります。

でも、自分の武器について説明する人も同じなんですが、自分自身を取り繕っちゃうと後々辛くなるのは自分です。照れてもいいです。でも照れ隠しはダメです。隠すってはことは高確率で偽りが入っちゃいますから。

プロフ文を書くときは、淡々とフラットに箇条書きぐらいサラッと書く。

もちろん感情に訴えかける文章を書くことも時には大事かもしれません。有効な場面はあるかもしれません。それでも「これ、おもしろいでしょ?すごいでしょ?」感が出ちゃうとアウトです。

僕はある女優さんから「ネタをする本人が笑いながらやってることほど寒いものはない。淡々と真剣にやるからこそ面白い」と教わったことがあります。

僕はこの教えを頂いた日から、笑うことをやめました…常に無表情でロボットのように生きることを決めたのです…。

そして気がついたら、僕は重さ905グラムで、年間500体しか製造されないミズノ製のアンドロイドに成り果てていたのです。

そうです。

このようについつい無駄なことを書いちゃうぐらい妄想力豊かな人はラノベを2冊ほど書いて、体力を消耗してからプロフィール文を書くべきなのです。

にしけい

▶︎ブログ記事一覧へ

関連記事

書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

無料メルマガを読んでくださっている方の手相を解説する企画です。まずは1000人の手相を解説します。Youtube手相談室で解説しています。

月に1〜2回ゆるっと配信しています。お知らせや占いに関するトピックを書いています。

記事カテゴリーで検索

 
お買い物カゴ
上部へスクロール