「16歳から15年間ブログ書いているけど収益ゼロ円」という人は僕だけじゃないはず。

 

最近は「ブロガー」という言葉も定着してきましたが…

僕は高校1年の頃「yahoo!ジオシティーズ」という知るひとぞ知る懐かしのホームページ作成サービスでテキストを書き始めてから

mixi,ameblo,jimdo,wixと使用ツールを転々としながらも「ブログ」を書き続けてきました。

(aboutの2003年頃に当時の様子が書かれています)

ホムペを作りブログを書き始めたころ、茶髪・ピアス・カラコン・タンクトップ・白衣という触れるものみな傷つけるぐらいの謎の尖り具合だったわけですが

実際はさすがオタク校と名高い高専に通っていただけあって引きこもってホームページ作成にのめり込んでいました。当時は通信量が定額制ではなかったので電話代が大変なことになったこともありました。

今年で31歳になるので、ある意味芸歴だけで言えば15年です。

野球だったら、甲子園を経てプロの選手になっている可能性がある年数です。

会社員で入社15年目だったらうまくいっていればそれなりに役職もついてくるころでしょう。

しかし、僕はブログ自体で稼いだお金はゼロ円です。

最近はアフィリエイトという方法でブログ記事から収益を得ることができるため、僕もチョコチョコリンクを貼ってはいるのですが

リンクの貼り方が下手なのと、めんどうくさいのでこれまでにブログ自体で収益を得たのはゼロ円です。

関連:ブログを始める・書き続けることをオススメするにはこんなメリットがあるからです。

 

で、こういう人ってけっこう僕以外にもたくさんいらっしゃるのではないかなと思うのです。

 

ブログは自己表現ツール

 

僕のような「ホムペ先駆け世代」にとって「日記」や「ブログ」を書いて発信することは

「他者に自分の考えを知ってもらうためのツール」だったわけです。

僕の場合は「いかに笑いをとれるか」という決戦の地だったわけです。

そのせいか

「ブログは収益化のツール」という考えが希薄です。

ブログは読んでもらうものであり、自分の考えを知ってもらうためのツールであるという認識が強いため「広告があったら邪魔だな」という気持ちも強いです。

もちろん広告で収入を得ること自体を否定するわけではありませんし、ブロガーを否定するわけでもありません。

ただ「ブログ」というものの捉え方が違うということです。

ジオシティーズ時代にホムペ()で黒歴史を抱えてからブログに突入している世代にとっては

「ブログは自己表現のツール」という認識が強い方がけっこう多いのではないでしょうか。

 

 

お金じゃない恩恵が大きすぎる

僕の場合は結果的に「占い」というお仕事につながっていますが。

直接お仕事につながることだけではなく、自分の考えをこうしてまとめて整理するという面でのメリットが大きいです。

最近は空いた時間にスマホで本を書いています。

僕の場合「ブログで書きたいこと」が溜まると「本にする」という感じです。

なので、まずはやはり「ブログ」で書きたいかどうかが「執筆」への出発点になります。本を書く上での種みたいな感じですかね。

あとは、ブログを書き続けていると名刺が本当にいらなくなります。

初対面の相手でもまるで旧知のように、話すことができます。バーチャルである程度クロージングされてから会うので、需要と供給の齟齬が減り、リアルでの時間も濃密なものとなります。

最近は占いすらさせてもらえないご相談も増えてきました。

いろんな方のブログを読みますが完全に「ブログ=収益ツール」になっちゃっていると、なんだかなーと思うこともあります。

「ブログ自体」で収益をあげることもいいのかもしれませんけど、それが目的になっちゃうと一気につまんなくなっちゃうし

もうちょっと「ブログを書くことの先」を考えてもいいのかなって。

というわけで

何を今さらという感じですが

「にしけいポン」は、引き続き僕がやりたいようにやっていきますので、よろしくお願いします。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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