【なぜプレッシャーは生まれるのか?】プレッシャーをストレスに感じて逃げたくなったとき僕はこうやって乗り越えました。

 

占いでお金を頂き始めて2年目ぐらいでしたかね。

「自分の仕事(占い)は大丈夫なのか?」というプレッシャーに押しつぶされそうになったことがありました。

 

「本当にお金をいただいていいのか?」

「自分は人様の役に立てているのか?」

「教室とか始めちゃってるけど、大丈夫なのか?」

 

占い以外の仕事でも「プレッシャー」を感じる場面って多々あります。

 

「今月は売上の予算を達成できるのか」

「自分にこの患者さんを治すことができるのか」

「店舗を増やしたけれど、うまくいくのか」

「転勤した先でうまくやっていけるのか」

 

真剣に取り組んでいるからこそ生まれるプレッシャー。

決してプレッシャー自身は悪いことはないと思います。

でも、これがストレスになって体調を崩したり、まったく身動きが取れなくなったりすると大変です。

 

プレッシャーがストレスになると「守ろう」とするため、新たな発想がポンと生まれにくくなります。

クリエイティブなお仕事をしている方や、これからもっともっと成長したい人にとって、プレッシャーによるストレスは何とかしたい存在です。

 

プレッシャーはなぜ生まれるか?

 

プレッシャーは自分で生み出しています。

どんなときプレッシャーが湧いてくるのか。

それは「何かを守ろうとしている」ときです。

 

守っているものは人それぞれですが…

1. 世間体
(生活水準を下げたくない、バカにされたくない)

 

2. 自分のキャラクターやセルフイメージ
(期待に応えたい、○○な人だと思われたくない)

 

3. プライド
(自分にはできる、自分は他の人とは違う)

 

だいたいこの三つです。

 

そして、これらを守ろうとしているときは大概、自分に期待しているときなのです。

 

例えば、金魚すくいで「5匹すくう」という課題が出されたとします。

生まれて初めて金魚すくいをした場合は失敗しても「あはは、難しいね〜」と笑って済みます。

 

しかし、100回ぐらいやって1回で2,3匹はすくえるようになってきたぐらいで

改めて「では、5匹すくってください!」といわれると

「100回も練習したし、2,3匹はすくえるようになったから、5匹ぐらいできるんだ…」という自分に対する期待が生まれます。

これがプレッシャーにつながります。

 

つまり、プレッシャーの原因は「自信」や「うぬぼれ」から生まれます。

 

「今日中に100人の新規案件をとってこなきゃクビだ!」と言われたときに生まれるプレッシャーも

「クビになったら、バカにされる。お金を失って生活水準が下がる…」という思考から生まれます。

 

これも同じように

自分=バカにされない、高い生活水準を保持している

という「うぬぼれ」「プライド」から勝手にプレッシャーを作り出しているのです。

 

乱暴なまとめ方をすると

プレッシャーを感じやすい人は、プライドが高いというわけです。

 

これは古典物理学に出てくる「位置エネルギー」の公式が非常によく当てはまります。

重力による位置エネルギー

U = mgh

U:位置エネルギー(プレッシャー)
m:質量(動きにくさ=保身の強さ)
g:重力加速度(定数)
h:高さ(プライドの高さ)

 

プレッシャーは[保身度]と[プライドの高さ]に依存するのです。

 

プレッシャーを破壊する3つの方法

 

絶好調 真冬の恋 スピードに乗って
急上昇 熱いハート とけるほど恋したい
ブレイク寸前 幸せへのゴール
私だけに White Love Song 歌ってほしいの

(広瀬香美/ゲレンデがとけるほど恋したい)

 

急上昇する熱いハート(プライド)をいかに溶かすか?

「私だけに歌って欲しい」という自惚れをいかに破壊するか?

 

これがプレッシャーを消し去るためのヒントになります。

 

 

キャラクター・セルフイメージを壊す

 

まず、手っ取り早いのが「プライド」のもとになっている「守っているもの」を破壊することです。

 

僕はとりあえずセーラージュピターになることをオススメします。

 

 

特に「占い師」って「うぬぼれた瞬間」成長が止まってしまうお仕事だし

「先生」とか「師匠」とか呼ばれるもんだから自惚れてしまいがちになります。

 

占い師の敵は紛れもなく「過去の自分の実績や経験」です。

 

関連記事:【占い師がこっそり教える占い師の選び方1】キャリドヤ占い師に注意!

これをいかに破壊して、新しい情報や考えを取り入れられるかが成長のカギとなります。

 

うぬぼれないために、成長し続けるために

とにかく「すごーいと言われてうぬぼれているセルフイメージ」を破壊することが手っ取り早いです。

僕はいろんなキャラクターに粉してセルフイメージを破壊することで、かなりお仕事のプレッシャーが減りました。

今は「なんでもこい」というスタンスでお仕事に望めるようになりました。

 

 

 

誰かに叱られる・欠点を指摘してもらう

 

これは非常にプレッシャー破壊に繋がります。

僕の場合は妻にいろんなところでダメ出しされているおかげで、謙虚さが保てているように思います。

結婚や交際するメリットのひとつに「愛のあるダメ出し」が受けられることが挙げられます。これは本当にありがたいです。

 

大人になると自分を叱ってくれたり、アドバイスしてくれる人って本当にグンと減るんですよね。

「大人になったような顔」をしているだけで、本当はいつまでたっても至らぬ事ばかりで

30歳をすぎても「叱って欲しい」って思っちゃうこともしばしば。

 

師匠から助言をもらったり、mipの橋下先生にしゃべりのダメ出しをもらったり…

「自分はまだまだだな」と感じる機会があると、自然とプライドが消えて、プレッシャーを感じなくなります。

 

ダメ出ししてくれる存在がいない人は、占い師に相談してみるのもありですし

そのために恋人を作ろうとしてみるのもありかもしれません。

「自分はまだまだだな」と実感することで、プレッシャーが格段に減ります。

 

常に新しいことに挑戦する

 

新しい世界、自分が体験したことがない世界に挑戦していると

常に「ああ、自分って汁を絞りとられたレモンのようにしょぼしょぼだなぁ…」と実感します。

自分の仕事にプレッシャーを感じるようになったということは

「自分はできる!」というプライドや自信が出て来ている証拠ですから

もっともっと次の自分になれるように新しいことに挑戦していって欲しいですね。

 

まとめ

 

実は3つ目の「新しいこと」に挑戦するだけで

「過去の自分のキャラクターを破壊する」ことになりますし

「ダメ出ししてくれる人」が自然と現れます。

 

プレッシャーに押しつぶされそうだよう…

ストレスで身動きがとれないよう…

と、位置エネルギーがマックスになっている人は、何か新しいことに挑戦してみてください。

 

「プレッシャーを感じる」ことは「自信がある状態」

つまり、次のステップへいくべきシグナルなのです。

 

 

 

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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