多くの人は「可能性が広がること」をおそれている(マを恐れる現代人)

 

「運」をはじめ万物を生み出す可能性をもっている「空(くう)」

「運」を作り出す原理と具体的な3つの方法

 

心も、モノも「空っぽ」の状態の方が運が生まれます。

 

カタカムナ文字から読み解かれた上古代人による直感物理学では

<アマ始元量>というものが全ての元となるものだとされています。

 

カタカムナについては相似象学会誌以外では

↓この本がわりと細かく書かれてます。

 

<マ>は一切の物象の始元量であり

<ア>らゆるものの始まりであるところから

<アマ>をありとあらゆる事象の根源であると示唆しております。

 

この<マ>は「空間」の<マ>であり、時間の<マ>でもあります。

隙間、床の間、居間、謁見の間…など、空間を示す時に「マ」という言葉を使われます。

また、間が悪い、間がもたない、間に合う…など、時間を示すときも「マ」という言葉が使われます。

 

「マ」ってとっても大事なことで、失敗を表す言葉に「間違う」という言葉があるぐらいです。

時間と空間が違うと何の衝突や出逢いも起こらない。何も起こらない。これを失敗と捉えたわけです。

 

そして、この「間」がなくなると

空間的には狭苦しく、時間的には慌ただしく忙しく、心が窮屈になります。

 

「間」を失った人を「間抜け」なんて言いますが

ビートたけしさんの間抜けの構造でも「間」の重要性が語られています。

 

冒頭にも述べたように

ありとあらゆるモノが生まれる「空間(マ)」がないと

運も生まれないため放っておくと精神や肉体が蝕まれていきます。

 

最近では、LINEやSNSといった早いレスポンスを求められるツールが数多く生み出され

現代人は完全に「間抜け」へと仕立て上げられているような陰謀論すら感じます。

 

 

時間を空っぽに出来ない現代人

 

間、空っぽな時間や空間ができると、今までになかった新しいものが生まれます。

それが運だったり、心だったり、アイディアだったり…。

一度、空っぽにすることで、可能性が広がるわけです。

 

しかし、人々は可能性が広がるはずの「間」を恐れます。

 

 

結婚式のスピーチで「えー」を連発する人いますよね。

「えー、あのー、新郎のXX君とは、えー、高校時代同級生でー…」

これって自分が話さない「間」が怖いから出るんだそうです。

間が怖くてそれを埋めようとして

「えー」とか「あー」とか言っちゃうんですね。

 

あとは予定をビッシリ詰めたがる人ね。

スケジュール帳が真っ黒だったり、仕事ガンガン詰め込む人。

非常に寂しがり屋で、認められたい人が多いかな。

「束の間」が空っぽな状態すら苦手な人。けっこう多いんじゃないでしょうか。

 

仕事やお金は間を埋める末恐ろしいシステム

 

「仕事」って間を埋めたい人にはもってこいのシステムで

そこで「お金」なんていう便利グッズまで得られるんだから

そりゃーうまくできていますよね。一石二鳥なすごいシステム。

 

お金や仕事を開発した人は

人々の「間」を奪うと同時に、自分は働かなくていいから「間」ができるわけです。

 

つまり、お金や労働は他人の無限の可能性を奪って、自分に無限の可能性を生み出す装置なわけですから

お金や仕事を開発した人は、他者を間抜け人間にしようと考えたズル賢い人たちなんでしょうね。

 

日本は特に「働いていないヤツはクソだ」みたいな風潮がありますから

お金開発者たちにとっては支配しやすい国に違いありません。

 

空間を怖がる日本人

 

空間が多い、何もないところ。いわゆる田舎。

日本の人口の約3分の1は東京に集まっている。

日本にもまだまだ空間はたくさん余っているのに、現代人は人がいない間を恐れる。

 

気づいたら「会社」や「集団」というものを作り上げて集合し「間」を埋めようとする。

身近で運気低下につながう「間を埋めること」は「モノに囲まれる」こと。

なぜか運気が悪い人ほど、モノに囲まれたがるクセがあり、整理整頓が下手です。

部屋の掃除をすると◯時間で運気が上がって◯時間で元に戻る

 

「間」は全てを生み出す可能性があるものなんですけど

人々はその「間」を恐れ、「魔」と捉えて恐怖の対象としてしまう。

 

赤ちゃんが生まれてすぐに発する言葉は「マンマ」とか「ママ」がほとんどです。

これ実は万国共通なんです。

 

人間は生まれて最初の頃は「間(マ)」を求めていたはずが

名を与えられ、性を区別され、成長とともに常識や固定概念を植えつけられて

可能性(マ)を少しずつ失っていきます。

 

これがいきすぎるとガッチガチに間が埋められて

頭の中にも隙間がなくなって身動きが取れなくなってしまうんですね。

ぷよぷよとかテトリスでいうとゲームーオーバーの状態です。

 

恐れないでヒマを作る

 

「真に空っぽ」である、真空な時間や空間が

最高の運気アップのコツであるにも関わらず

多くの人々はそれを「魔」として恐れてきました。

 

間を埋めてうまくいっているならいいんです。

でも、それでうまくいっていない人はすぐに「マ」を作ってください。

何かと言うと「ヒマ」なんです。

 

ヒマだと思われたい

 

カタカムナ文字における「ヒ」は

生物を生み育むための太陽の「日(ヒ)」であり「陽(ヒ)」であり

最初の数字「ひとつ」の「ヒ」なのです。

つまり「ヒ」は根源や始まりを表します。

 

つまり「ヒマ」という言葉をカタカムナ的に読み解くと

「根源的なすべてのエネルギーの源」という意味になります。

 

誰とも会わずに、だだっ広い土地で、何も考えない…。

ひとり、ただただボーッと頭の中を空っぽにする…。

 

友だちと約束して神社やパワースポットに行くよりも

こっちの方がよっぽど運気が上がります。

 

うまくいっているからヒマをもてあそんでいるのではなく

あそんでいる人、楽しんでいる人の方がうまくいきやすいんです。

 

だから

「うまくいったら、時間やお金ができたら遊ぶ」ではなく

まず「遊ぶ」「ヒマを作る」ことが「うまくいく」コツなんです。

 

早くこのブログを閉じてボーッとしてください!

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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