特定のイメージを固定しようとすればするほど、現実はそのイメージとはかけ離れている。

特定のイメージで固定しようとしているということは、実際はそのイメージとは異なる状況だと認識していることになります。

「固定しようとする度合い」が強ければ強いほど、そのイメージとはかけ離れていっていると認識しているわけです。

特定のイメージからかけ離れたとき下記の3つの行動パターンが考えられます。

 

  1. 固定しようとする
  2. かけ離れている状況を受け入れる
  3. 特定のイメージを捨てる

 

1と2を行き来する人も多いと思います。

2に移行すると、3に速やかに移行できる場合が多いです。

 

例えば、「若くて痩せていたころの自分」というセルフイメージがあったとします。

年齢を重ねたり、体質が変わると「若くて痩せていたころの自分」とはかけ離れていきます。

  1. 痩せようとする・若くあろうとする・変わっていないと思い込む
  2. 変化を受け入れてスタイルを変える
  3. 自分自身の体や体質の状態の認識を変える

2≒3なので、さらに大まかに「固定しようとする」「認識を変える」の2つでもいいかもしれません。

「固定しようとする」と「認識を変える」どちらにもコストやエネルギーが必要となるのですが、両者のコストを天秤にかけながら、よりコストが少ないと感じる方を選択しているはずです。

しかし、冒頭にも申し上げましたように、特定のイメージで固定しようとしているということは、実際はそのイメージとは異なる状況だと認識していることになります。

「イメージ」と「現実」の乖離が大きくなると、「固定しようとする」よりも「認識を変える」ほうがコストは少なくて済むはずですし、長期的に見るとそのほうが成長や発展につながる場合が多いです。

にしけい

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書いた

西田 圭一郎

1987年富山市生まれ。工学修士。
商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。黒も好きです。どの国に行ってもスチューデント扱いされます。

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