だいたいのトラブルって「(部分的)イメージの固定」で起きてる気がする

だいたいのトラブルって「(部分的)イメージの固定」で起きてる気がするんですよね。

固定された特定のイメージがあって、そのイメージを押し付けることが「期待」なんですね。他者に対して自分がもっているイメージの押し付ける。期待って偏見に近いものがあります。

親切にしたら「”ありがとう”と感謝されるだろう」といった特定のリアクションが返ってくるだろうとイメージが固定されていると、ありがとうと言われなかったときに「感謝の言葉がなかった!あの人は非常識だ!」と言って怒るわけですね。

期待することは悪いことじゃないんですけど、自分がもっているイメージと現実に大きな乖離があると「勘違い」とか「思い込み」という状態になります。

自分がもっているイメージと現実の乖離に気づいたときに「ごめんなさい」と言って修正すれば、それで終わりなんですけど、意地を張って自分がもっているイメージを突き通すと、より問題が悪化します。

自分がもっている固定されたイメージ(軸)を使って、さらに特定の部分を切り取ることが「解釈」なんですけど、これもトラブルが起きる原因になりやすいです。

自分が持っている固定されたイメージは他者の刷り込みによっても形成される場合もあって、例えば親が特定の思想を押し付けるような場合、子も固定されたイメージが強く形成される場合が多いです。

しかし、「親のせいで自分の人生はおかしくなった」というのも固定されたイメージなので、早めにそのイメージを壊した方が新しい可能性がたくさん生まれると思います。

自分が勝手に特定のイメージを固定していたな…と気づいた時に、「固定を強める」「壊す」というに2つの選択肢があって、「固定を強める」ほうを選び続けると、人間関係や諸々のトラブルが起きる確率が高くなっていきます。

「間違い」とか「悪い」とかじゃなくて、自分の中にある「固定されたイメージを壊すだけ」と思えれば、「ごめんなさい、違っていました」と謝ったり、「実際はどうなのでしょうか?」と確認するのって、建設的な行為だと思うんですけどね。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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