まず「売れない」「うまくいかない」と認めることが大事なのかも

 

「これ全然売れなくて、これじゃやっていけないから、◯◯を始めたんだよね」

「最初は◯◯で始めたんだけど、全くだめで女房にも叱られたからこれに切り替えたんだよ」

 

何かしらのご商売でうまくいっている方に共通する点は、とにかく切り替えが早いということです。

「粘り強さ」と「執着」って違うんですよね。

「あきらめない」「最後までやり抜く」ってすごく美談にされがちなんですけど、うまくいっている人たちは手段やルートに執着せずに突き進んでいるように見えます。

そのためには「ダメなものはダメ」「売れないものは売れない」ときっちり認めて切り捨てることも大事なようです。情や執着をサッと手放して切り替える。損切りがうまいというか。

「私はこれでやっていく」
「自分に合うのはこのやり方だ」
「先生が言ったから、このやり方は間違いない」

そういったこだわりをいつまでも抱えていると、腕の中で腐ってしまいます。

なので「売れない!」「仕事がうまくいかない!」って決して悪いことじゃなくて、そう思えているということは、次のフェーズにいけるチャンスなんです。言語化できるってことはそれを自覚・自認できていることなので、うまくいかないときは一度「うまくいかない!」と言ってみるのもいいかもしれません。認めたら次に進めることもあります。

最初からうまくいくことのほうが圧倒的に少ないんですけど、その状況でいかに素早く動けるか…なのでしょうね。

あとは、一度成功した手段やルートに執着しないことも共通点として挙げられます。

成功体験は大事なのでしょうけれども、それにしがみついているとわかりやすくすぐにダメになるっぽいです。

 

 

おもしろいですね。

本当にいろんな方の「成り行き」を観察できるという点ではありがたいお仕事です。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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