求められていないのに提供するのは提供する側の「呪い(縛り)」だったりする

 

これは「もの」だけじゃなくて「形がないもの」つまり「情報」とかも同じことが言えて。

何かの本で「生まれて最初にかけられる呪いは”名前”だ」といっていましたが

相手が望んでいないコトやモノを提供するのは、提供する側のエゴだし「呪い」(縛り)だと思います。

「あなたを思って」とか

「こっちのほうがいい」とか

「あなたが失敗しないように」とか

それっぽい理由やラベルを貼り付けて渡そうとしてくるわけだけど、やっぱり望んでいないものを渡されるのは呪いでしかないと僕は思います。

郵便ポストに勝手に突っ込まれているチラシ広告と何にも変わりません。

「相手に何かを差し出すこと」が悪いことなのではなく、そこに「違和感」があったら呪いになるのです。不自然というか。

例えばサッカーボールが欲しいという人にサッカーボールをプレゼントするのは「違和感」が小さいです。

受け取った側も「欲しい」という意思表示をしていて、それに「応えた」という形であれば「自然」です。

しかし、サッカーボールが欲しいという人に掃除機をプレゼントするのは「違和感」が大きくなり、そこには「不自然さ」が生じます。

これが「呪い」であり、渡す側・提供する側のエゴになります。

つまり何が言いたいかと言うと

「求められていない」のに「この人は求めているはずだ!」と思い込んで提供することは提供する側のエゴであり「縛り」にしかなりませんし

逆に受け取る側も「本当に求めているもの」に対して正直にならないと、いつまでたってもいらないもの(呪い)ばかりが増えて肥大していきます。

「それはいらない」と拒否されたことに対して「自分が拒否された」と勘違いして傷つく人がいますが、それも勝手な思い込みであり「自分=モノ(行為)」という呪いです。

「掃除機はいらない」というだけであって、掃除機を渡そうとした人の「存在自体」を否定したわけではないので、フラットに切り分けて考えた方がいいと思います。

なので冒頭のツイートのように、実は「プレゼント」とか「助言」って本当に難しくて。

相手が望んでもいないことを提供して呪いをかけないように、相手が求めるものが何なのか話をよく聞いて想像するようにしています。

と言いながらも、僕はついつい余計なことを言ってしまうので、この場を借りてそういった人たちに謝りたいと思います。

反省も込めて。

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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