ウンスンカルタのことが気になったので、福岡から高速を飛ばして人吉市鍛冶屋町通りに行ってきました。
人吉市
地図をズームアウト(引き)で見ていただくとわかるのですが、人吉市は山に囲まれた隠れ家のような場所になっています。熊本市から南下したのですが、トンネルを何度か抜けて山を抜けた先にあります。
人吉市は九州山地に囲まれた人吉盆地の西南端に位置し、南は鹿児島、宮崎両県に接している町です。熊本、宮崎、鹿児島の3都市へ約1時間でアクセスできる南九州の交通の要でありながら、その立地から作家の司馬遼太郎が「日本でもっとも豊かな隠れ里」と呼んだことでも有名です。
鎌倉時代から明治維新までの約700年間、相良氏の統治のもと独自の文化を育んできた人吉球磨地域。人口約3万人のこの町には、歴史的建造物や仏教美術、食文化など数多くの有形・無形の文化財が伝えられ、2015年には、日本遺産の第一号に認定されています。
現在の人吉市は、東洋経済新報社発表の「住みよさランキング(全国総合)」で2023年9位、2024年1位を獲得するなど、住環境の良さでも注目を集めているらしいです。
また、人吉市は漫画「夏目友人帳」の作者の方が出身で、なおかつこの街をモチーフに同作を描かれているということもあり、ファンの聖地巡礼スポットにもなっているようです。
ウンスンカルタ
江戸時代にポルトガルのカードゲーム(南蛮カルタ)をもとに、日本人が見よう見まねで作ったカードゲームです。全75枚のカードは独特の雰囲気があり、騎士、女王といったヨーロッパチックな柄に加え、七福神や唐人といった日本らしい絵柄もあります。寛政の改革(1787年〜1793年)によって、全国で規制・廃止となりましたが、人吉球磨のみには残り、現在は県の重要無形文化財として登録されています。
過去にウンスンカルタで占ってみているのですが、けっこうクセが強くて占いにくかった記憶があり、気になっていたので行ってみました。
【カルタ占い】室町時代から日本に伝わる「ウンスンカルタ」で占ってみました
https://youtu.be/nGg2s6reD9Y?si=pvPcrCWwOuMS-Erx
「ウンスンカルタの家」はウンスンカルタの保存を目的とする場所で、年に数回大会がなどが行われる場所が行われているようです。

予約が必要だったようで中には誰もいませんでした。蜘蛛の巣がところどころあって、しばらく人が入っていないようでした。あとで分かったことなのですが、ウンスンカルタは8人で行うゲームなので、予約するときはプレイヤーの人数(5名以上)を集めて予約しなければ、体験できないようです…!
実は、人吉に来る前に梅花心易で「無事、人吉に辿り着けるか?何か収穫はあるか?」を占っていて、水沢節の三爻変が出ていたんですね。飛行機の時間までギリギリだったので、人吉に行こうか迷っていたのですが…占いで「収穫は得られそう」と出たので、急遽行くことにしました。

でも、ウンスンカルタの家も無人で誰もいなかったので、これは収穫は得られなかったかなぁ…もうちょっと準備していけばよかったかなぁ…と思い、街をウロウロしていたところ…
つづく!
にしけい