思い込み(無意識への刷り込み)のエネルギーの凄まじさの話

 

いやー思い込みって怖いですよね。

 

どうも、にしけい(@nishikei_)です。

 

って言っているけど、僕は本当ににしけいなのか?

「にしけい」だと思い込んでいるだけで、本当は濱口さんなんじゃないか。

いや、もしかしたら本当は濱口さんの家族が作り出した

元気だった頃の濱口さんの姿を僕が演じていて

本当は僕はフランスの騎士のフランソワ…

 

 

にしけいです。

 

僕が手相占いを勉強し始めたころ。

「手相って感情線だけ見ればいいんでしょ」ぐらいの若輩者だったころ

名古屋のあるお店で手相を見てもらったことがありまして。

 

それはそれは、その占い師さんにとても感銘を受けて

占ってもらった鑑定書なんかを大事に保管しておいたんですね。

 

「ああ、僕はこの人を目標にしよう」と心に誓っていたぐらい憧れの占い師さんでした。

 

 

あれから7年

 

「そういえば、久しぶりにあの占い師さんに観てもらったら、何か学ぶものがあるかもしれない」

 

そんなことを考えていた矢先。

 

母親から「その占い師さんに占ってもらったよー」という

謎のミラクルタイミングのLINEメッセージが送られてきました。

 

鑑定結果を書いた鑑定用紙を画像で送ってもらいました…。

 

それを観た途端、強い衝撃を受けました。

 

 

この鑑定結果からは

何の「ポーン(閃き)」も疑問も生まれない…

 

 

そうなんです。

僕が強く憧れていた占い師さんの鑑定内容は

丁寧なんだけど、機械的で、大雑把で、なのに大胆さがなかったのです…。

教科書に忠実に沿った手相鑑定と、誕生日から出された機械的な性格診断…。

 

すごく憧れていた分、ショックでした。勝手にショックを受けました。

でも、当時はすごい人だと思った。間違いなく僕よりは凄い人だと思った。

けど、いつの間にかそうじゃなくなっていました。

 

あの占い師さんはこの7年間

ずっと同じ場所で占っていたのだと思います。

 

きっと、ずっとあそこの薄暗い感じの「気」を受け続けて

あそこの空間情報が染みついて、クセになってしまったんだと思います。

 

その占い師さんの鑑定内容を母から聞かされて

「慢心」「停滞」という言葉が脳裏をよぎりました。

 

自分が火をつけた火災現場に堂々と戻る犯人のような

江戸川乱歩の人間椅子のような

常識をあざ笑うかのような、大胆さ「ポーン」という閃きが感じられなかった…。

 

僕は少し落ち込んだと同時に恐怖を感じました。

 

 

「自分が凄い」と思い込んできた人と

「この人は凄い」と思い込んでいた人が交差点で衝突した。

反面教師にして「自分は自分のことを凄いと思い込んでいなかったか」という凄まじい恐怖に心臓が萎縮した。

それと同時に、思い込み(無意識への刷り込み)の凄まじさを強く感じました。

 

人は思い込みで生きている。

 

良くも悪くも、人は思い込みで生きています。

今回のような出来事がなければ

僕はずっと「あの占い師さんはすごい」と思い込んでいただろうし

きっと情報が更新されないままの美しい記憶だけが残り続けたと思います。

 

中学時代に好きだった女の子に大人になってから会って

その変貌ぶりに

「あの頃のあの子はもういないのか」という

タイムスリップ失恋もこれに近いです。

 

いわゆる「思い出補正」というものは「思い込み」によって生じるもので

更新されない方が幸せだったり、知らない方がよかったりする場合も結構あります。

「幻が滅する」と書いて「幻滅」って本当に良く出来た言葉ですよね。

 

あなたの思い込みは「最新の状態」か?

 

あなたが日頃考えている

「どうしようもならないこと」

「うまくいかないこと」

「これはこういうものだ」

と疑う余地もないものたちは、本当に正しいと言えるのでしょうか。

よくよく確認してみると、意外と「思い込んでいただけだった」という場合もあると思いますし

「思い込み」の力を利用すれば、今まで出来なかったことも達成できるかもしれません。

 

ある意味占いも思い込みの力を利用している部分も多いにあると思います。

占いはやればやるほど当たる?〜占いの雪だるま式技術向上と流派創出についての考察〜

 

今日考えたことをノートにメモで書き出してみて

次の日、同じことを考えていないかチェックしてみてください。

結構な確率で「昨日と同じようなこと」をテーマに考えているはずなんです。

きっとそれが「思い込んでいること」であり、本当は結構簡単にどうにかなるものかもしれません。

 

思い込みを壊しつつ、活用しつつ、自分と向き合えるといいかもしれませんね。

 

 

良い記事を書けたと思い込んでいる にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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