青年「クソッ、このままじゃ魔神アバンギルドに勝てない…このままじゃ故郷も、大切な仲間たちも守れない…あのときはエミリアの召喚魔法で何とか凌いだが、魔力を使い果たしたエミリアはもう戦えない今…俺がなんとかするしかない…!」
老師「青年よ。何をそんなに焦っておる」
青年「老師…!」
老師「そのような心持ちでは、魔神には勝てんぞ…」
青年「じゃあ、どうしろっていうんです!もう俺にはこれ(自爆術)しか残っていないんです!」
老師「青年よ。お主は戦気に溢れておる。その戦気を爆発術に応用すれば、確かに莫大なダメージを与えられるだろう…しかし、それではまだ魔神には勝てん」
青年「修行の邪魔をするなら、出てってください!」
立ち去ろうとする老師は小声でつぶやく。
老師「お主はその戦気をコントロールする術(すべ)を覚えなくてはならん」
青年「コントロールする術…?」
振り返る、老師。その目にはどこかイタズラな輝きがあった。
老師「そうじゃ。言うなればお主の戦気は沸騰した湯じゃ。湧き上がるエネルギーは凄まじい。しかし、それを貯めておくための器が必要なのじゃ」
青年「器…?どうすれば、俺にもそれが出来るようになりますか…?」
老師「まずは、熱い湯を溜め込むイメージをするために、このサーモス保温ボトルに湯を注ぎ入れ続けるのじゃ。最初は750mLほどで始め、慣れてきたら1.5Lサイズを使うといい。魔法瓶じゃから6時間以上は保温してくれるはずじゃ」
青年「これで、アバンギルドを…チェイン先輩の仇を討てますか…?」
老師「ああ、お主なら必ずできる。お主にはサーモスがついておる」
青年「老師…!俺、やってみます!サーモスでアバンギルドを必ず倒します!」
沈みゆく夕日が青年を包み込んだ。爽やかな涼風が青年の髪と心のあいだを吹き抜けた。
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【ハンドル付き・保温保冷・食洗機対応】 サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 750ml
だいたいの男子は少年漫画であり余るエネルギーをコントロールするために修行する展開が好きなので、この老師の論法でサーモスを男子にプレゼントしたらイチコロ!チョロいもんです!
サーモス、お出かけが増えるこの時期に重宝してます。ありがとうございます。
にしけい