「自分が納得すること」を誤魔化すとゆがみが大きくなる

先日、とあるプラント設備メーカーさんを訪問したときに出てきたお話です。

「(設備の肝となる)この機械を最初は買ってきたもので試してたんだけど、結局3年ぐらいうまくいかなくて、何億もかかっちゃって、最終的に自分たちでゼロから設計して作ることになったんだよ(笑)」

本当にこれだと思います。結局、自分が納得する結果を得るには自分でやるしかないんです。

究極的には自己満足ですし、納得するラインや方向性は人によって異なりますが、自分が納得がいっていないものを外に出すと、「ゆがみ」が出てきます。誤魔化しているからです。

最低限自分が納得するまで、時間や労力やお金をかける。納得できないところが出てきたら、また納得できるまで試行錯誤する。自分が納得できる答えは、自分でしか発見できません。

僕も占いを始めたころは、市販されている手相占いの本からスタートしました。しかし、当たらない点や納得がいかない点を誤魔化さずに追求していった結果、今に至ります。そして、いまだに納得できていない点がたくさんあります。

占いを勉強していて「何かおかしいな」と気づいた人が、「自分がおかしいのかな」「偉い先生が言っているから、それを信じよう」と誤魔化したり、ゆがみが出てきたときに、「あなたの違和感は正しいと思うよ!」と伝えたくて、こうして発信しているのかもしれません。

何度も言いますが、納得するラインや方向性は人によって異なります。しかし、何か違和感を感じたときに、それを誤魔化さずきちんと向き合うことが大事だと思います。まずは、納得がいかないもの(こと)、誤魔化しているものを手放すことが大事かもしれません。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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