自分が生み出したものに浸るのも壊すのも愛 (社会と僕と子供と鳩と)

 

僕は自分が書いた本のAmazonとかのレビューって絶対見ないんですね。

そのときの自分が「これは自分の中で絶対すごい!」と思えるものをぶつけているので、それを読んだ人の感想や評価って正直どうでもいいんですね。

もちろん感想をいただけるのは嬉しいですし、本に付箋が貼ってあって読み込まれているのとかを見ると嬉しいです。

「僕が生み出したものに時間とエネルギーを使って頂いてありがとうございます」という気持ちなります。

しかし、僕が生み出したものはもう僕ではないという感覚もありまして、それは子供に近いかもしれません。

こうしてブログや本を書いたり、動画を作ったりしているとよく思うんですけど、自分がアウトプットしたものって、僕と何かが混ざり合って生み出したもの…という感覚があるんですね。

それで、そういった僕が生み出したものから、何かしら影響を受けてくださって生まれてくるものって、もう「孫」という感覚なんですね。

たまにInstagramのストーリーに子供達との写真をアップしますけど、一番上の子と4つ年が離れた次女は子供という感じじゃなくて「孫」なんですね。

おじいちゃんと孫って全然違うじゃないですか。だから、「僕」と違ってもいいんですよ。

たまに書籍や講座の内容からインスピレーションを受けて「こういうのを始めましたが、良いでしょうか?」という承認を求めるご連絡を頂くのですが、全然いいっすよという感じです。笑

 

そう考えると、あなたも僕も常に何かと交わりながら、生み出しているわけです。行動・言葉・仕事・態度…そういったひとつひとつは、あなたと何かの「子供」と言っても過言ではありません。

逆に、僕らはみんな「生み出されたもの」なわけですから、人間も全て「作品」と言えるかもしれません。

「人間は作品」

この言葉だけ聞くと、芸術を愛しすぎて絵の具や音符で攻撃してくるオカマ口調の中ボス感がありますが、実際そうなんじゃないかなと思います。

 

可愛いからこそ

 

僕は割と親バカなので、自分がアウトプットしたものを高く評価しています。

無料メルマガ「ポン通」のジュピターけいこのドキドキ占いも、自分で文章を書いているくせに占ってみて一喜一憂しますし、「ああ〜当たってるなぁ」とつぶやいてしまうこともあります。(やっぱり生み出したものは自分ではないという感覚があるんですね)

でも、「いいこと書いてるなぁ」と自画自賛するのと同じぐらい、「これ!!!!もっとこうしたほうがいいだろ!!!!」と思うこともよくあります。破壊衝動です。更新衝動です。

例えば、周易講座II期の本は「我ながらよく書けたな」と思うところもあり、個人的に多用するのですが、それでもやっぱり「むむむ…今はこんな表現しないぞ…!」という刷新欲が海底火山のように沸々と沸いてくるのです。

 

残り数冊となりました…

 

なので、冒頭のお話ともつながってくるのですが、アウトプットって自分との戦いという感じなんですね。戦いというとそれもちょっと違和感がある表現なのですが、なんかこう「子供との喧嘩」に近いかもしれません。

 

純度

 

創造と破壊を繰り返しながら、日々生きているわけですが…

ひとつだけ間違いなく言えることがあります。

それは、僕のようなタイプは「純度」が下がると全くダメになってしまうということです。

この場合の純度は「自分が書きたいこと」や「自分が表現したいこと」に対してです。

やっぱり、忖度したり、他者からの評価を意識すると、ほんっとダメなんですわ。笑

自分がやりたくないこと、本当に自分がやりたいこととズレたことをすると、体調を崩すんですね。非常にわかりやすいです。やっぱり嘘をついたり、誤魔化したりすると、だめなんです。

で、最近は「幸福を抽象化すると、□で表現できる!」とか、そういう発見に興奮するのですが、まぁ〜これがね、世間の需要とのズレを感じて、けっこう社会的にギリギリだなーと思うこともよくあります。笑

(こうしてブログに書けているだけ、まだ社会とつながっていられそうですが…)

でも、結局自分の好奇心とか追い求めている世界に正直になったほうが、絶対美しいと思うんです。この「美」という概念も抽象化していくと、幸福とはまた対極に存在するのですが、極まると転ずる感があります。(これもどこかで説明します)

 

というわけで、いつも通り自分が書きたいことを書き切ったので、今日のブログは終わりです!!

みんな鳩に餌をあげるときは、近隣住民たちに迷惑をかけるかもしれないという覚悟をもって餌をあげるんだよ!!絶対に許さない!!子供と動物全般は可愛いけど、鳩、貴様らは絶対に許さん。(鳩たちと何かありました)

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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