【混化分化理論】ようやくアウトプットの関所の扉が開けてきた気がします

 

混化分化理論」を出版するにあたり、いろいろ思ったことがあるので自分のメモがわりに書いておきます。

今回は校正してくださる方を増やして入稿する運びとなりました。チェックの目が入れば入るほどより良いものになっていく感覚がありました。おもしろいのは同じ原稿を読んでいても「気づくところ」が人によって違うところです。

また、自分の文章の癖として「曖昧さ」を残したいのだなということがわかりました。話し言葉っぽく書くことで曖昧さを残そうとしたり、明言すべきところを端折ったり…。これは良くも悪くもある部分で、特に今回書いているのが「明確にするか、曖昧にするか」というテーマだっただけに、非常に文章の癖を悟られやすいものになっている気がします。

あと一気に1日30-40ページ書いたりするので、なんかこう意識で書いているというよりも、最近は無意識で書いているような感じがしました。だから誤字脱字が多いのでしょうけれども、僕は文章を書いているときは脳内麻薬みたいなものが出ているのかもしれません。トリップしている感覚があります。

 

本作りを改めて学ぼうと思いました

 

毎回、企画も校正もなく一気に書きたあとに目次を作るスタイルです。ブログもそうなんですけど、頭の中にある考えをそのまま文字にしている感じなんですよね。

Wordで書いた内容をA4の紙に印刷して、パンチで穴をあけて、綴り紐を通して…という荒々しいワイルドスタイルで本を作っていた頃に比べると、印刷所さんにお願いする今のスタイルはだいぶマシになったと思うのですが…

いかんせん、本作りというものを我流でやってきた感じなので「普通の本作り」というか基本を知らないんですね。

今後もたくさん本を書いて出していくつもりなので、そろそろ本作りをきちんと学んでみようと思っています。少しずつ人間らしくなろうとする犬が考えそうなことですが、「普通はどうするんだろう」という場面が多々でてきたので、実直に学んでいこうと思います。

 

混化分化でようやく…

 

今回の混化分化理論の出版は自分にとっても非常に大きな一歩となりました。

これまで、手相をはじめとした講座でもいろいろ解説しているのですが、ここ最近の講座は混化分化理論がベースにあります。なので、毎回混化分化理論のあらましを説明する必要があったのですが、今後の講座は「混化分化理論を読んで頂いた上でスタートする」ということができるようになりました。

つまり、いきなり応用的なことをお話しできるので、時間短縮にもなりますし、混化分化理論の応用的な話を気兼ねなくできるようになりました。

今後、講座では混化分化理論の応用的な話をジャンジャンしていきますし、応用的な本もいっぱい書いていきます。

今回の混化分化理論も12000円ぐらいの講座を3-4つぐらい詰め込んだ内容になっています。また、すぐに使える理論だと思うので、個人的には全然安いと思っています。

様々な講座やセミナーがありますし、価値観も様々ですが、僕はとにかく「すぐに使えるもの」をお伝えしています。「さわりの部分」ではなく「根幹に近いもの」をお伝えしています。混化分化理論も根幹部分ですし、これをベースに無数の占いを創り出すことも可能です。出来上がった製品を売っているのではなく、製品を作る工場ごと売却しているようなものなのです。

本書も当初は「お手軽な価格にしたいからさわりの部分だけを書こう」と思って書き始めたのですが、ダメでした。やっぱりガッツリ踏み込まないと、僕が書く意味がないなと思ってしまいました。純度が低いものは勧められないなと思ってしまいました。

ということで、今後この混化分化理論の応用的な概念、新しい占いをいろんなツールでご紹介していく予定です。本書の出版で、ようやく関所の扉が開いたような気がします。ここからいろんなものが流れ始め、より自由になれる気がします。僕自身、非常に楽しみです。

引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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