何を抱えて暮らしていくかを選択できる自由は誰もがもっている

特定の出来事自体に良し悪しというものは本当はありません。

過去も未来も今の連続で。どこまでも事実自体はフラットです。今の自分を受け入れられたら、過去の苦しみやうまくいかなかったことも受け入れられます。

過去の出来事を憎んでも、過去に他者から受けた何かに険しい表情を浮かべても、それは「今の自分」に満足していなことに等しくて。全部問題は「今」起こっています。

だから今に集中して、今が楽しくて、今の自分を100%じゃなくても60%ぐらいを受け入れることが出来たら、過去のできごとの多くは受け入れられます。過去を無理やり受け入れようとしたり、ごまかして蓋をしようとしたり、過去の自分の行為を「あれは違う自分だったんです」と切り捨てようとしたり。

今の自分にそれなりに満足しているのであれば、そんなことをする必要がありません。不幸を作り出しているのは過去の自分や、過去の出来事ではなく、今の自分だったりします。

 

「あんたは本当に不幸な目にあったことがないからそんなことを言えるんだ」

「あんたは苦労せずやってきたからそんな風に気楽なことを言えるんだ」

「あなたは若いしまだまだ経験も浅いし、人生の辛さも悲しみも何も知らないんだ」

「私が生まれた環境は○○で不運だったから、そんなの避けられなかったんだよ」

 

 

 

そうですか。

 

 

そのようなことを言うのも思うのも自由です。勝手にやっていてください。

それをもっていたいならずっと大事に抱えて暮らしていけばいいと思います。

大事に。大事に。だーいじに抱き抱えて暮らしていけばいいと思います。

 

 

というようなことを書くと「これは私のことかしら」「自分のことを言っているのではないか」と心配される方もときどきいらっしゃるようなのですが

おそらく心配されている時点で、自覚されているので該当しないと思います。

この記事を書いた背景としては、自分自身がわりと過去のことを忘れてしまう性質をもっていることに改めて気づくできごとがあったからです。

その出来事があって、上述の通り自分はかなりお気楽で確かに苦労していないほうなのかもしれないなーと素直に思いました。

というわけで、ちょっとトゲのある表現をしていますが、お伝えしたかったことは「今を大事にしてね」ということなのです。

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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