「おーいお茶新俳句大賞2018」で特別佳作賞を受賞しました。

この度「おーいお茶の新俳句大賞2018」で特別佳作賞を受賞いたしました。

 

最初は「俳句添削を使った遊び」ができるのでは?ということで

現代俳句協会の「プロの方に1000円で5句添削してもらえるサービス」を受ける際に

点数付できる欄を作って送ったのですが

俳句童貞が1000円でプロに俳句の添削をお願いしてみた

 

 

なお、点数付けはやっておりません。何とぞご了承ください。

宮崎斗士

 

とサラっとかわされて落胆していたのですが…。

添削をしてくださった宮崎斗士先生に想像以上のお褒めの言葉を頂いて、調子に乗った結果が今回の「おーいお茶」佳作受賞につながりました。

褒められたら素直に喜ぶ。いいんですよ。相手がどういう意図で言ったかなんて。

言葉として空気中にポカンと発生した時点で「発生源の意図」なんてあんまり関係ないんです。

人相とか手相と同じで「相」として表出したものに「良い」「悪い」「ウソ」「本当」ってないのです。

それをどう受け止めるか。すべては受信者が決めること。

何かが発生する時点で陰と陽が和合してプラマイゼロになっています。

だから「すごいですね」って言われたら、200倍に増幅させて受け止めて、「クソですね」って言われたらほぼ水になるぐらい希釈しまくって受け止めても問題ないのです。

 

「手」を入れたかった

そんなおめでたい脳ミソの僕ですが

今回応募した5句のうち2つが「手」に関する句でした。

 

父の手と虫取り網を握る午後

かじかむ手吐息を丸めほっとする

 

昨年は「手フェス」というものを開催させて頂いただけに

やっぱり俳句にも「手」に関するキーワードを入れたかったのです。

そして今回はそんな手に関する俳句で佳作が頂けたので、正直使命は果たせたのかなと思います。

 

俳句で食っていけるか?

現在いろんな俳句会に応募していますが、惜しくも「すごい句すぎて絶句され返事が返ってこない」いわゆる「落選」というものも結構あります。

俳句で食っていけるか?というキャバクラで女の子の手を触りたいから手相を勉強するオジサンぐらい不純な動機で参加しているのが、バレているのかもしれません。

今回のおーいお茶の会では最優秀賞で50万円で、僕のように佳作でも自分の俳句が印刷されたペットボトルが1ケース(24本)届くらしいので、日本円に換算すると1本140円として3360円稼いだことになります。

17文字で3360円なので、1文字あたり197円になります。これってすごいことです。もちろん17文字揃って1句ですから1文字あたりに意味はないのですが

もし今回受賞された句が1文字でも違っていれば印象が違って受賞していなかったかもしれないことを考えると、やっぱり1文字197円の重みがあるのです。

こんな無粋なことを考えながらも、ちゃんと俳句を楽しんでいます。
(楽しみ方は人それぞれでいいんじゃないでしょうか)

 

季節を感じ水平思考の練習になる

俳句は季節を素直に感じる感性が大事なのではないかと思います。

季節を感じてひとつずつ言葉にする、噛みしめるという作業は気学をはじめとした占いにも通じるものがあります。地球や1日の循環を感じながら生活することで、九星や後天定位の理解を深めることにも繋がります。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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