とにかく頼れる人に頼ればいいと思います (にしけいの会社作りコラム4)

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20万6900円で会社作れるやん (にしけいの会社作りコラム3)

 

資本金を振り込んだあと、一度名古屋市の法務局に「書類確認」のため「相談依頼」をかけます。

法務局の「会社設立相談」みたいな窓口が無料でやってて、これも初心者の僕にとっては非常にありがたいサービスでした。

法務局に電話をかけて予約をとります。予約枠は15分ぐらい。

最初は15分ってけっこう短いな、大丈夫かなと思ったのですが

Freeeの指示通り書類を揃えて「提出できる直前の状態」までもっていったので、非常に有意義な時間になりました。

担当者のマツモトという男性は「じゃあ、もうね、やっちゃいましょう!」と言って、超手際よく定款や書類にポンポンとハンコをついて5〜6分で書類を完成させてくれました。

なんでもそうだと思うんですけど

自分がわからないもの、知らないものを「全部自分でやらなきゃ」「誰にも迷惑かけたくない」と歯を食いしばっているよりも、任せられるところを任せてできる人に頼っていった方が早くうまくいくと思うんですよね。

「自分で会社設立やってみたい!」と言いながらも、結局いろんな人に頼りまくったおかげでポンポン進んだわけですが

この一連の作業はひととおり経験できたので、自分的にはオッケーでした。

ある意味「頼ること」も「自分の仕事」だと思うんですよね。

頼る、甘える、お願いすることができればもっとみんなスムーズにいくのになーと思うのですが、それを邪魔するのはプライドだったり旧来の学校教育が原因だと思っています。

それから法務局のマツモトさんは「裏技があってね」とメガネをクイッとさせながら勝手に語り出しました。

「普通会社が設立されたことや、法務局で受理されたことは通知されないんだけど、返信用封筒に切手を貼って自分宛てに手紙を出せるように準備しておくんだよ。そしてそれと一緒に法人カード発行の紙を出すと、会社設立と同時に事務所に法人カードが届くんだよ。これやっておかないともう一回法務局にこなきゃいけなくなるから会社設立の届出を出すときにやっておくといいよ」

うんうんと相槌を打っていると、マツモトさんはマシンガンのように話し始めます

ドラクエの村人のように、一度話しかけるとこちらが質問していないことをポロポロと教えてくれたのです。

「会社設立書類提出のとき大事なのは、実は”OCR用紙(別紙)”なんだよ。これが定款の内容と一文字でも違っていたらそれを訂正するのに3万円かかる。1文字3万。他の記入漏れとかは電話で確認して訂正できるけど、ここを訂正する場合はとにかくお金がかかるんだ。だから本来は3~4人の担当者で1文字ずつ読み合わせして確認するんだけどね」

といって確認作業までやってくれました。

「この確認作業が本当に大事でね。みんなハンコとか書類漏れを心配するけど、会社の印鑑なんて実は100均でもいいし、そのへんに売ってるキティちゃんのハンコでもいいんだよ。もちろん偽造されるおそれはあるし、外部に印鑑情報が漏れたらめんどうだけど、実際の取引に使われる実印とは別にしていれば問題ないんだよね」

なるほどなるほど。こうやって実際にやってみないとやっぱりわかんないこと多いですよね。

勝手に思い込んでイメージしてることってけっこういっぱいあると思うんです。

「会社を作る」のもやったことがない人の方が多いから大変なイメージがありますが、毎日会社設立の相談にのっている人たちにとっては「ザラ」なわけですね。

 

ホームページについて

会社情報を公示する際に僕は「電子公告」を選択しました。

その際に「公告するサイト」を明記する必要があるのですが、今回会社のホームページを簡単に作ろうかなと思っていたのですが…

クレカの限度額を超えてしまったのでドメインを買うことができず、やむをえずこのnishikei.jpを株式会社ポンのホームページとすることにしました。

しかし、改めて作り直しても良さそうです。もちろんこのサイトの公告は残さなきゃいけませんが、窓口サイトとして別のサイトを作ろうかなと考えています。

株式会社ポン 会社概要

ただ、このサイトのSEOが現在のところかなり上位に食い込める上に、次々と記事をアップしていくので、しばらくはこのサイトを「株式会社ポン」のサイトとして採用していこうとも考えています。

会社は作りましたが「株式会社ポンのにしけい」ではなく、あくまで「にしけいの株式会社ポン」なので、これはこれでいいのかなと思っています。

「サラリーマン事業部」という考え方があなたを自由にさせる

 

ここにも書いたようにあくまで、会社の社長というのも「にしけい」という概念の中の一部なので、気が向いたら株ポンのサイトを作ろうと思います。ホームページ作るの好きですしね。

いちおうデザイナーさんにアイディアを形にしてもらったのですが

株式会社ポンのロゴはこんな感じで決定しました。

 

なんか「ポーン」と浮かび上がるような、発生するような、そんなイメージです。

個人的になんか「雲」も好きなので、非常に気に入っております。「雲」も含めてのポンです。

短いコラムでしたが、みなさんに「意外と会社作るの簡単じゃん」「自分もやってみようかな」と思ってもらえればいいなと思います。

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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