先日募集しました「大掃除に、にしけいを呼ぼう」企画、たくさんのご応募ありがとうございました。
抽選の結果、長久手市にお住まいのAさん宅にお邪魔してきました。
アパートに2人暮らし
お邪魔したAさんは素敵な彼氏さんと一緒に暮らしているようで3LDKの広いアパートにお住まいでした。
今回の依頼内容
・お金が貯まらない
・今度友達が遊びにくるのに部屋が片づけられない
というもので、お悩みを解決すべくにしけいを呼んでくださったようです。
お金が貯まらないおうちの特徴
お金が貯まらないおうちの特徴としては西・北西に欠けやトイレがある場合が多いです。
(組み合わせによっては、その他の方位にこれらがあっても効いてきますが)
Aさん宅も西・北西にトイレと欠けがそれぞれあり、これが依頼者Aさんの命式と絡み合い力を増します。
Aさんの精神をより不安定にさせる間取りで「安心したい」という気持ちから物欲が強く出ます。
その結果、Aさんのおうちは足の踏み場も無いぐらい物が散乱していました。
家然り、職場然り「汚い」「乱れている」という環境はとにかく運気を下げます。入ってくるものも入ってきません。
つまりAさん宅は
物欲が強くなる
↓
モノを買う
↓
もったいないから捨てられない
↓
お金が入らない
↓
不安になる
↓
物欲が強くなる…
という、「片付かない&お金が貯まらない」ループの渦に飲みこまれつつあったのです。
実際こういう家庭って結構あるんじゃないかと思います。
企業でも在庫処分できなくて雪だるま式に不利益が大きくなっていくことがありますが、この悪循環が原因だと思います。
お金が貯まらない人はまずはこのループを脱することが先決です。
物を大事にする人ほど捨てられる
モノは「目的」があって生まれてきますから、生産者の意思がモノには宿ります。つまり、モノにも心があります。
マザーテレサが「愛情の反対は無視だ」と言いましたが、モノに対しても同じことが言えます。
つまりモノを「無視する」「放置する」ということが一番愛情が無いわけです。
今回の大掃除お手伝いでも僕が「これは捨てるんですか?」と聞くと
「分からない」と答えられる場面がけっこうありました。
しかし、このモノたちを家に招いたのはそこに住む人間たちです。
自分で家に招いておいて「分からない」というのは人間に置き換えるととても怖ろしいことです。
どこにも収納されずに行き先を見失ったモノが部屋中に散乱している…。
これはすごく大げさに例えると招かれたけど無視され気力を失った浮浪者が部屋中に亡霊のように佇んでいる状況と同じわけです。
本当にモノを大事にしている人は「モノとしての目的と場所」を与えてあげることが出来ます。
これができないと物質的失業者が増え、とても良い気になるとは思えません。
捨てることもひとつの「方向性」を決めてあげることになりますから「捨てる」ことは「愛」なのです。
捨てる捨てる捨てる
今回の訪問では方位云々の前に、とにかく物を捨ててもらいました。
ひとまず全部ごみ袋に入れ、本当に必要だと感じたものだけを取り出してもらいました。
その結果、45リットルのごみ袋で15袋以上のモノを捨ててもらいました。
家相で運気を上げる方法はあるか?とよく聞かれますが
コストをかけずにてっとり早く運気を上げるには「断捨離」がもってこいだと思います。
収納を作る
とにかく捨てて捨てて捨てまくると「何がどれぐらいあるか」が分かってきます。
すると「収納にはどれぐらいスペースが必要か」ということが自然に分かってきます。
よく収納用品さえ買えばモノが片付くと思っている人がいますが
まず断捨離をしてからでないと、収納用品自体がゴミになり、邪魔になる可能性があります。
今回時間の都合で、Aさん宅を最後まで見届けられなくて残念でしたが
とりあえず床が見えて、収納の目処が立つぐらいまではお手伝いしてきました。
↓掃除機までかけるお節介にしけい
お礼の品
今回の「おにぼう」企画では、お金ではなく「おいしいご飯」を頂こうという趣旨でしたので
5時間の掃除(断捨離)のお手伝い+家相鑑定で…
こんなに食べものを頂くことができました…!
Aさんは熊本出身ということで、名古屋では見られない食べ物をたくさんいただきました!
Aさんと彼氏のYさん、本当にありがとうございました!
本当に大事なものは何か?
生きていく上で「お金」は確かに大事です。
そして、そのお金を稼ぐための「術」「方法」も確かに大事です。
しかし今回感じたのは
「人の役に立ちたい」という気持ちがあれば、それが自然と仕事になりお金やスキルがなくても生きていけるのではないかということです。
正直今回僕がやったことは「掃除のお手伝い」です。占いからアドバイスもしましたが、90%以上が掃除でした。
つまり、言ってしまえば「やろうと思えば誰にでもできること」をやっただけでたくさんの食べ物をもらうことが出来ました。
「おにぼう」企画を通して感じたことは
「どうやったら人の役に立つことが出来るか」を考えることが「仕事」の原点で、その「手段」は無限にあるのではないかということです。
自分に出来ることからやっていこうと、改めて感じました。
にしけい