モンゴルの人口や文化(現地の人の感覚)

 

実際にモンゴルに行って、見て聞いて知った情報に現地の人々の声を交えながらまとめておきます。

 

国旗

 

 

火・地球・水・太陽・月・陰陽を表しています。

1644-1912年まで清朝に支配された歴史をもちますが、モンゴル人は中国がめっぽう嫌いで「清には支配されたけど、中国には支配されていない」と頑なに中国を拒む人が多いようです。

しかしながら、中国生まれの「陰陽」のマークが国旗をはじめ至るところで見受けられます。

陰陽はシャーマニズムの中でも「天・地」の呼び名でよく出てきますから、中国とは関係なく「陰と陽」といった二元論が重視されているようです。

 

僕も二元論が好きなので、太極図を街で見かけるたびにニヤニヤしておりました。

 

人口と面積

 

日本の4倍の面積に300万人が住んでいます。

そのうち120万人がウランバートルに住んでいます。

比率的に東京・大阪・神奈川・愛知・埼玉・千葉・兵庫の全人口がひとつの都市にいるような感じです。

そのため、過疎部からの受け入れは中止に。新しく遊牧民に市民権を与えていないようです。

 

車の利用率も高く

交通渋滞を引き起こすため、都市中心部では車の運転もナンバーの下1ケタが奇数か偶数かによって運転していい日が決まってるとのこと。

僕がウランバートルに着いた日は街の中は「偶数」の車ばかり走っていました。

車を2台持てば毎日運転できることになります。(仕事用はいつでも運転OKらしい)

 

宗教

 

大半がチベット仏教です。

チベット仏教における「ダライ・ラマ」は最高位の「役職」を表します。

この「ダライ」はモンゴル語が語源で「大海」を表します。ラマはチベット語で「師」を意味します。

また、自然の精霊や死霊と交信する呪術であるシャーマニズムも根強くあります。

 

現地の人は

「チベット仏教はやさしすぎるし、シャーマンは怖すぎる」と表現していました。

チベット仏教とシャーマンの二つで陰陽のバランスをとっているのかもしれません。

 

そのあと「にしけいの占いはその中間ぐらいでちょうどいい」とも言われたので

第三のビール的なポジションで、意外とモンゴルで「にしけい」の需要ありそうです。

日本でダメそうだったらモンゴルで居場所を探してみることにします。

 

言語

 

モンゴル語です。

民主化して26年目、ロシアの社会主義の名残から中学でロシア語必修だったようですが

今はいろんな言語を第二外国語として選択できるみたいです。

本屋にも行きましたが、全く読めませんでした。

 

エネルギーと環境

 

海外から入ってきた中古車の普及率が半端なく、排気ガスが問題になっています。

ガソリンは100円/Lで、公務員の平均月給が60,000円なのでかなり高めの価格設定です。燃費のいいプリウスの中古車大人気でした。

現代のモンゴル人は、馬に乗っている人たちよりも車やバイクに乗っている人たちの方が圧倒的に多いようです。

また、寒い期間が長く、冬には暖をとるため石炭を大量に燃やします。

4つの山に囲まれたウランバートルは盆地(地相学的にはいわゆる衛土)のため、スモッグが溜まり、環境問題が課題です。

電気自動車のハイブリッドとかめちゃくちゃ売れそうだな。

 

遊牧民は住所はあるの?

 

遊牧民にも住民票のようなものはあるそうです。

川のまわりは非常に便利なため人が集まりすぎることも問題になっているみたいです。

人が集まると家畜が増えて、家畜が増えると草がなくなる。

だから川のまわりの村に新規の遊牧民が入ってくると

村長が「この村に住まないでくれ」ということをそれとなく伝えるらしいです。

 

村長の気持ちを考えたら、胃が痛くなるね!

村長と言えど、仕事内容は中間管理職的!がんばれ村長!

 

とにかく恰幅がいい方がモテる

 

モンゴルでは男女ともにボーンッとガッツリ大きな体型の方がモテるらしいです。

なので、普通の日本人男性は全く相手にされないそうです。

日本で恋人を作る為に無理してダイエットするぐらいなら、そのままモンゴルへ移住した方が結婚のチャンスが広がるかもしれませんね。

モンゴル人の恰幅の良さは、乳製品と肉ばっかり食べてるからだそうです。

女性も胸が大きく、安産体型なので生まれてくるのは4000g越えが普通らしいです。

ぽっちゃり好きには「モンゴル」と書いて「天国」と読めそうですね。

 

チンギスハンは超英雄

 

チンギスハンはとにかくモンゴル人にとって誇りなんだそうです。

ロシア支配下では「チンギスハン」という言葉が禁止されていたそうですが、民主化してからはバンバンチンギスしまくっています。

チンギスハンは他民族を滅ぼしているので、現存しているモンゴル人の大半はチンギスハンの子孫なんだとか。

 

やっぱり朝青竜人気も

 

朝青龍全盛期は26チャンネル中23チャンネルが相撲の生中継を放映したとか。

遊牧民のゲルにもみんなテレビアンテナが設置されて、日本の相撲に夢中になったようです。

朝青竜は「フール」扱いになっていましたが、モンゴルではああいうヤンチャな男がモテるそうです。

太っている田舎の暴走族はコンビニの前でコカコーラ片手に肉まんばっかり食べていないで、早くモンゴルへ行けッッ!!

 

にしけい

 

 

▶︎ブログ記事一覧へ

関連記事

書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

無料メルマガを読んでくださっている方の手相を解説する企画です。まずは1000人の手相を解説します。Youtube手相談室で解説しています。

月に1〜2回ゆるっと配信しています。お知らせや占いに関するトピックを書いています。

記事カテゴリーで検索

 
お買い物カゴ
上部へスクロール