気学、気学と偉そうなことを言っておきながら、僕は根本的なことを理解していないことに気がつきました。
また根っこの部分が気になる病。
なんで九星ってこんな動き方するの?そもそも九星って何なの?— にしけい (にしけいポン) (@nishikei_) 2017年8月8日
十干十二支や九星が何をもとに生まれたのかを理解説明できないと、すべてにおいて説得力に欠ける「あいまいなもの」の域を脱することができない。
— にしけい (にしけいポン) (@nishikei_) 2017年8月8日
手相でも源流を辿りたい病を発症した結果、陰陽エントロピー手相術という理論を閃いたのですが
気学に関しても「使い方」は知っていても、「なぜそうなるのか」が全く分かっていなかったのです。
それは「使い方すら知らない」ことと同じでした。
僕が思うに、この「根本的な理解」ができて、それを説明することができれば
「占い特有」の押し付け・盲信・洗脳・依存といった問題点は多少解消されると思うんですよね。
占う、というよりも占いの仕組みを教えて自分で決めてもらう方が自然なんだよね。
だから「なぜ北へ引っ越しをすすめるか」という理由も合わせて説明しないと相手はいつまでたっても自分で決められない人になってしまう。— にしけい (にしけいポン) (@nishikei_) 2017年8月7日
「あなたが吸引力を求めるのであれば試験をしてもっとも吸引力が強いこの掃除機で
軽さを求めるなら重量1.2kgのこっちのタイプです。決めるのはあなたです」
といった具合に文字通り「根拠」を説明できれば理解と納得が得られ、自分で決めることができるのです。
全ては陽陰殺
初心にかえって
「なぜ九星は9つなのか?」
「なぜ星が移動するのか?」
ということを考えていたんですね。
すると
「2n+1の法則」にいきつきます。
陰遁の方がキレイにストーリーがおさまるもんなぁ…
なぜ「9」かと言われると「8+1」って感じなのか。
1年は「4+1」 4にも陰陽があるから「4×2」で8。#メモ— にしけい (にしけいポン) (@nishikei_) 2017年8月9日
山水雷天地風火沢→殺(逆転)→山水雷天地風火沢→…
なので8+1ということ。
隠遁の動きはこれに沿ってる。— にしけい (にしけいポン) (@nishikei_) 2017年8月9日
そして、さらにそれをタイプ分けしてみると
おおざっぱに言うと、陽→陰→逆転→陽→陰→殺→…の繰り返し。
この場合2+1で3になる。
陽と陰をさらに4つのフェーズに分けて4×2で「8」
厳密に言えばこれも「3+1」って感じ。— にしけい (にしけいポン) (@nishikei_) 2017年8月9日
陽→陰→殺(逆転)→陽→陰→殺(逆転)→…というループを繰り返して暦が作られていることに気がつきます。
<<十干・土用>>
甲(陽)→乙(陰)→土用→丙(陽)→丁(陰)→土用→…
また、暦だけではなく気学の基本となる後天定位盤も、先天定位盤に当てはめると「陽陰殺」ループに則った法則で星が動いていることに気がつきました。
<<後天定位の動き>>
艮坎震乾(陽のフェーズ)→坤巽離兌(陰のフェーズ)→五黄土星(殺)→…
やっぱり源流を辿るといろいろと面白いことが分かります…!ゾクゾクしますね!
上がって下がってリバース
これを図示してみるとこんな感じです。
三角形でもかっこいいのですが
おそらくこれは「渦」となって「波」が起こる形になるので「円」で描いてみます。
陽のフェーズは「上っているとき」「これから」のとき。
身近な例で言うと「出逢って恋人関係になりそうなとき」
陰のフェーズは「絶頂に達して終わりに向かう」とき。
「恋人同士」「結婚生活」に達してしまったときです。
殺(逆転)はそれを破壊してゼロにするフェーズ。
「破局」「死別」「離婚」にあたるかな。
“上がって、下がって、破壊されてゼロにもどる”
これは恋愛に限らず本当になんでも当てはまります。
本を読む場合だと…
「読もうとする(陽)」「読む(陰)」「次の本へ(殺)」
武道や茶道でも使われる「守破離」という思想もこれに当てはまります。
「創造的破壊」なんて言葉があるけれど、この「殺」がないといつまで経っても変化・進歩しません。
だから、ときどき人間は大きな争いを起こそうとするのかもしれません。
絶頂に達したらやめてしまえばいい
すごく乱暴に聞こえるかもしれませんが
あるものごとについて自分の中で「絶頂だな」「飽きたな」と感じたらスッパリやめてしまうのもひとつの手です。
「今の仕事のやり方に慣れたな」と感じたら、それをやめて大きく方向転換してみるのです。
でないと、陽陰殺のループが滞ってしまいますから、そこで成長や発展が止まります。
「飽きたら次へ」「いやになったらやめる」というと、少しネガティブな印象にとられるかもしれませんが、まったく問題ないです。むしろ、捨てた方が手があいて新しいものを掴めます。
「経済がまわる仕組み」もこれに則っています。
新しいものが次から次へと生まれては、消えていくからこそ人々はお金を使います。技術革新が起きます。科学技術が進歩します。
あなたはいまどのフェーズにいるか?
あなたが今「陽陰殺」どのフェーズにいるかが分かると、次に何をすべきかが自然とわかります。
例えば、彼氏やパートナーと会って「ワクワク・ドキドキ」するようであれば、そのパートナーとは「陽」のフェーズにいますから、そのまま進んで大丈夫です。
逆に「安定」「安心感」悪く言えば「マンネリ」な状態だと「陰」のフェーズにいますから、今のパートナーとの関係性を「破壊する」必要があります。
「破壊する」と言っても「別れる」だけが答えではありません。「結婚する」「子どもを作る」「離れて暮らす」など「殺」を作り出す方法はいくらでもあります。
実際は、陽と陰は不可逆的で混在していて、陽の中にも陰のフェーズがあったり、陰と陽が同時進行だったりしてもっと複雑だと思いますが…。
自分の仕事や商売、人間関係などを整理するためにも使ってみるといいかもしれません。
どう見ても未来人がいる
最初の気学の話に戻しますと…
実際、陰陽五行思想とか八卦といった占いの根本的な部分がどうやって生まれたかというのは明確になっていません。
大昔すぎて、どうやって誕生したのか、誰が思いついたのかも全く分かっていません。
僕は、こういった「占いの根本的な理論」は未来人が発明したのではないかと思わざるをえないのです。
この陽陰殺理論でいうと、我々はまだ「途上」段階です。
しかし、ある特異点(未来人or超人の出現)に達すると「陰のフェーズ」に突入します。
さらに技術と知識が進み、その未来人(もしかしたら人間じゃなくてコンピュータかも)がタイムマシンか何かを使って原始的な人々に技術や知識を提供したのではないでしょうか。
その一部に僕が追い求める「占いの技術の根本的理論」が含まれており、現在の「占い」が派生したのかもしれません。
そうなると、僕が真実を知るためにやるべきことは…
自分がこれだ!と思う研究を続けることなんでしょうね。
同世代で売れるのは一握りかもしれへん。でも、周りと比較されて独自のものを生み出したり、淘汰されたりするわけやろ。
この壮大な大会には勝ち負けがちゃんとある。だから面白いねん。
でもな、淘汰された奴等の存在って、絶対に無駄じゃないねん。
(中略)
絶対に全員必要やってん
(又吉直樹/火花)
僕が「すごく知りたいこと」を生み出したのは、あなたの「何気ない毎日」なのかもしれません。
にしけい