男はポジションを気にする生き物

 

先日、CBCラジオで北野誠さんが興味深いことを話していました。
 

「男はポジションを気にする生き物」

 

 

女性は年齢も職業も越えて「ママ友」という共通点だけですぐに打ち解けることができるけれど

 

 

なぜ男性は「パパ友」を作らないのか?という疑問に対して北野誠さんが言った答え。 

 

 

・男はまず相手の男性がどの程度の会社でどういう役職かを知らないと安心できない。
 
・相手のポジションを知ることで信用し付き合うことができる。相手のポジションによって態度を変える。
 
・定年退職を迎えた男性は他者と交わるときにもポジションを意識してしまうから名刺をもっていない友好関係を築く際にギクシャクしてしまう。
 
・男はめんどうくさい生き物である。
 
 
結論、名刺やポジションが存在しない「パパ友」という肩書きだけでは付き合うことができないとバッサリ。
 
 
太古の昔より男性はチームで狩りをしてきており、その頃からポジションを意識せざるを得なかったのだと思います。

 

獲物に石を投げつける役…

 

獲物にまず突っ込む役…

 

獲物をおびきよせる役…

 

倒した獲物を解体する役…

 

 

すべての役が存在しないと「獲物を食べる」ということにありつけないものの、やはり「獲物に突っ込む役」と「獲物を解体する役」では何かこう優劣や階級があるような気がしてなりません。

 

 

過去に廊景谷シイチさんがこんな記事を書いていますが

椅子取りゲヱムからの脱却

 

男社会はポジション争いのイス取りゲームそのものと言えるかもしれません。

 

ポジショニングをやめたらまた違ったものが見えるかもしれない

 

誰かより優位に立ちたいというのは本能かもしれません。

しかし、優劣が存在するということはそれを限定する「範囲」が存在しているはずです。

「代表」「部長」「課長」といった役職やポジションは、一部の狭い世界の範囲の中では権威を保てるかもしれません。しかし、一歩その範囲外に出たらただのOSSANです。

それで満足している人はそれで構いませんが、冒頭に紹介したように決められた範囲内でのポジションに固執していると外の世界と交わるときに不都合が生じるかもしれません。

 

まずは「さん」付けで呼ぶことから

 

僕もいちおう本当にギリギリ会社員をしていますし、こんな社会的にギリギリの僕にも役職がついています。本当にありがたい話です。

しかし、 僕は入社した当時から「役職は人間をはかる上でアテにならない」という考えがあり、役職名は付けず「◯◯さん」と「さん付け」呼んで、後輩にもほとんど敬語で接しています。

今の所これで怒られたりはしていませんし、逆に距離を縮められているような気がします。役職は本当に必要なのでしょうか。僕はあまり必要がないと思います。

 

最近はガチガチの組織を構築している大企業がバタバタと倒れていくというニュースをよく耳にしますが、あと10年もしたらもう少し「フラット」な人間関係を構築しやすくて、よりスムーズに仕事ができる環境が出来上がっていると思います。

 

縦社会や年功序列は確かに便利な点もあるのですが、これからは個人の力が問われる時代がくると思います。

 

そうは言っても、僕も男ですから「役職」というものには憧れがありますね…

 

太陽系惑星営業部長ぐらいにはなりたいなぁ。それでも「にしけい」とか「予備校生」って呼ばれていそうですけど。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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