先日、CBCラジオで北野誠さんが興味深いことを話していました。
「男はポジションを気にする生き物」
なぜ男性は「パパ友」を作らないのか?という疑問に対して北野誠さんが言った答え。
男社会はポジション争いのイス取りゲームそのものと言えるかもしれません。
ポジショニングをやめたらまた違ったものが見えるかもしれない
誰かより優位に立ちたいというのは本能かもしれません。
しかし、優劣が存在するということはそれを限定する「範囲」が存在しているはずです。
「代表」「部長」「課長」といった役職やポジションは、一部の狭い世界の範囲の中では権威を保てるかもしれません。しかし、一歩その範囲外に出たらただのOSSANです。
それで満足している人はそれで構いませんが、冒頭に紹介したように決められた範囲内でのポジションに固執していると外の世界と交わるときに不都合が生じるかもしれません。
まずは「さん」付けで呼ぶことから
僕もいちおう本当にギリギリ会社員をしていますし、こんな社会的にギリギリの僕にも役職がついています。本当にありがたい話です。
しかし、 僕は入社した当時から「役職は人間をはかる上でアテにならない」という考えがあり、役職名は付けず「◯◯さん」と「さん付け」呼んで、後輩にもほとんど敬語で接しています。
今の所これで怒られたりはしていませんし、逆に距離を縮められているような気がします。役職は本当に必要なのでしょうか。僕はあまり必要がないと思います。
最近はガチガチの組織を構築している大企業がバタバタと倒れていくというニュースをよく耳にしますが、あと10年もしたらもう少し「フラット」な人間関係を構築しやすくて、よりスムーズに仕事ができる環境が出来上がっていると思います。
縦社会や年功序列は確かに便利な点もあるのですが、これからは個人の力が問われる時代がくると思います。
そうは言っても、僕も男ですから「役職」というものには憧れがありますね…
太陽系惑星営業部長ぐらいにはなりたいなぁ。それでも「にしけい」とか「予備校生」って呼ばれていそうですけど。
にしけい