嘘をつく赤ちゃんは親から育ててもらえるのか?

「Aという考え(予想のもと)、Bをやってみたら、Cという結果が得られた」

これだけで十分なはずなのです。

「赤いボタンを押したらエアコンが付くと予想したので、実際に押してみたら、ピーッと音が鳴ってエアコンが動き出した」

「ただそれだけ」になるはずなんですよね。何の特別なこともなくて、勉強する必要もない。知識も必要ない。これが蓄積されると、科学になるし、信用になるし、自分に対する信用…つまり自信になるわけです。

言葉はいらないし、他者からの干渉や影響も必要ないはずです。自信がないときって、自分を信じられない、自分に嘘をついているんですね。

やっていないのにやったことにしてるとか、やったのにやっていないことにしてるとか。素直になっていないときなのです。

素直になっていないときは、言い訳が増えるので言葉数が増えてくる。使える絵の具の種類(知識)を増やそうとする。けれど、ずっと嘘をついているから自分の実情や心情にぴったりくる「色」は見つからないわけです。

「Aという考え(予想のもと)、Bをやってみたら、Cという結果が得られた」

何なら「BをやったらCだった」だけでもいいんですね。非常にシンプルになるはずです。

シンプルなものを蓄積する。素直さを蓄積する。直線性を蓄積する。

うまくいっているかどうか、良いか悪いかは後付けであり、虚であり、限定的な概念です。

うまくいっていないと思うならそれも隠さなくていいのです。それはそれで等身大なのです。

嘘をつく赤ちゃんは親から育ててもらえるでしょうか?赤ちゃんって働いていないのにご飯食べてるんですよ。すごくないですか?なぜか赤ちゃんは何もしていないのにお乳や食事をもらえるかというと親から信用してもらえているからです。

新年ということで、妻の親戚のおばあちゃんからお年玉をもらったり、おせちをご馳走になったりして、「親戚というだけでお金や食べ物がもらえる!やったー!すごい!」と帰り道に喜んでいましたが、赤ちゃんも不労所得はないにしろタダ飯してるなぁと思い、今一度「信用」について考えるきっかけになりました。

素直でいいんですよ。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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