「この薬を飲めば、腹痛が治りますよ!最高の薬なんです!」
と言いながら、下痢をしてお腹を抱える。
「じゃあその薬はどうなの?」「その薬を自分は飲まないの?」となりますよね。
そうなってくると、その薬も、その行動も説得力が無くなってきます。
その言葉や主張が「正しいかどうか」よりも「説得力があるかどうか」のほうが大事です。
説得力を確認するためには、行動や事実を見ていく必要があります。言葉じゃないんです。
「これをすればうまくいく!」と言っている人が本当にうまくいっているかどうか。幸せそうかどうか。楽しそうかどうか。続いているかどうか。余裕があるかどうか。行動が伴っているかどうか。
言葉はとても便利なのですが、なぜそれを主張しているのか…という「背景」のほうが当を得ているような気もします。
「自分は本物だ」って主張するほど本物じゃないんだろうね🐱こ
— にしけい (西田 圭一郎) (@nishikei_) September 28, 2022
「僕アンパンマン!」ってわざわざ言わなくても、アンパンマンだったら分かるじゃないですか。
「野球好き!」って言わなくても、楽しそうに野球をしてたら「野球好きなんだな」ってわかるじゃないですか。
「登山家です。山登りが好きです」って言っても、10年に1回、天保山に登るぐらいだったら説得力がないですよね。
本当に楽しかったら、写真撮り忘れるんですよ。そんなこともどうでも良いぐらい楽しいんですよ。
「分からせようとする」という行動ってなんか不自然で、打算が入るんですよね。純度が下がる。
張れば張るほど、中身がスカスカに。主張。
にしけい