[前記事] 東南アジア旅行記4〜タイから陸路でカンボジアへ〜
[最初の記事] 東南アジア旅行記1〜タイ行きの飛行機〜
2014年9月15日 シェムリアップ
朝一でバンコクを出発してなんやかんやで半日かかってシェリムアップへ。
カンボジアに入って初めて食べたのはグリーンカレー。ライムが効いてておいしかった。
このあたりはどんな料理にもライムがついてるみたい。
ガイドのラビさんがおごってくれたけど、こういうのってツアー代に入ってんのかな。チップ渡すタイミングとか慣れてないからキョロキョロしちゃう…。
そのガイドのラビさんの実家がシエムリップにあるということで行くことに…
自分のおうちをツアーに組み込んで「一時帰宅」って斬新だな!
ご覧の通り、ラビさんの故郷はとてつもなく田舎・・・
雨で家が流されると、半ば諦めているのかトタンなどを使ったテキトーな作りの家が多い。
川の近くに家作んなきゃいいのにって思ったけど、水(川)が近くにあるところにこそこうやって集落ができるみたい。
子供たちは川で魚を獲ったり、水浴びしたり。本当に人々の生活と「水」の距離感が近い。
↓このあたりを治めたらしい英雄の像
ラビさんの家。日本ではこれを「床下浸水」と呼ぶんだろうけど、これがデフォルトらしい。
ラビさんのお母さんにもらったライチ。赤い部分を食べる。
↓写真がピンボケしてるけど、竜眼(ロンガン)と呼ばれるフルーツ。
パリッとした皮を歯で食い破るとライチのようなプルっとしたほんのりあまい果実が。
フルーツのお礼にラビさん家族の手相を鑑定…
お姉さんが興味津々…このときは「子供」と「健康」について聞かれました…
ラビに英語で話して、現地語に通訳してもらってお姉さんに伝えました。
「女の子が二人生まれます。体はとても頑丈ですが、消化器系特に胃は注意してください」と、日本と同じように鑑定することができました。
日本ではこれだけ貧しかったらまず「子供なんて作れない」「むしろ結婚も出来ない」と嘆いてしまう人が多いのかもしれないけれど
カンボジアに来て思ったのは「貧しくても子どもを作る」ことが、その家を明るくしているように見えた。
「他に娯楽がないからセックスするしかない」という面もあるのかもしれないけれど
子どもの存在そのものが「希望」であり「未来」であり、貧しくても明るく生きていくための原動力になっているのかもしれない。子どもってすごい。
外で遊んでいたラビさんの弟も鑑定。
カンボジア人の手相の特徴
東南アジアはインド同様シンプルで線が濃い人が多い。
その中でもカンボジア人は
・知能線が第二火星丘に流れ込む人が多い
・水星線をもっている人が少ない
・小指が短い人が多い
・手が硬い人が多い
といった傾向がありました。
これらのことからカンボジア人は「水に流されたらまた作ればいい」みたいな合理性とシンプルさが手相に表れているようで
その作ったり直したりするものも「どうせ流されるからなぁ」と半ば諦めているのか40%ぐらいで満足する「手抜き感」「ほどほど感」がありました。
また、交渉ごとが苦手で、商売っ気がない国民性からか、隣国よりも発展が遅れたり、取引で損な役回りをすることが多いのかなぁ…と思いました。
にしけい