どうも、にしけいです。
いつも手相とか好きなことの話ばっかりしてるし
1歩外に出れば「就活大変ですね」と就活生と間違えられるしで、「父親」というイメージにソグワナイ僕ですが
意外と娘が可愛くて可愛くてベッタベタに可愛がっています。既に娘にウザがられ始めています。パパ、それでもめげないからね。
1歳を過ぎると
いろいろ出来ることも増えてきて
ヨロヨロと危なっかしいところもありますが、歩いたり走ったりはもちろん
「パパ」「ママ」「ワンワン」など、言葉として認識できる音声を発するようになりました。
表情も豊かになって、好き嫌いもハッキリ出てきて、好きな番組やキャラクターもあるみたいだし、なんか「個性」が出てきているような気がします。
子どもって最初は別の生き物なのかな
個性が出てくると感じるのが「この子は本当に自分たちの子なのだろうか」ということ。
何無責任なこと言ってんだ、ネグレクトするつもりなのか!とお叱りの声が聞こえてきそうなんだけど、そういうのではなくて。
自分たちの両親に聞く限りの情報でしか判断できないけど、妻と僕の幼少時代に観られなかった性質があるようで
もしかすると、おじいちゃんとかおばあちゃんとか他の誰かの性質なのかもしれないけれど
「血はつながっているんだけど、子どもってやっぱり根本的には他人なのかな」と思ったり。
[カルマ思想の解明?]記憶は遺伝するでも書いたけど、遺伝する要素は多分にあるんだろうけど、やっぱりなんか「これって遺伝関係ないよね?」と思わざる要素を感じることがある。
例えば、妻も僕も幼少時代はとても早食い大食いだったらしいのに、娘は好き嫌いをするし、食べたくないといって口に入れたものを吐き出したりすることもある。基本的にあんまり食べない。
もちろん生まれ育っている環境が違うからというのもあるんだけど、なんかこう15%ぐらい「他人」、もっというと「別の生き物」という感覚があるんだよなぁ。
親・子・孫
これは逆に自分と自分の両親との間にも感じていることで
最近、地元に戻ったときに1つの空間で両親と過ごしたんだけど、同じような「別の生き物」感を感じた。
同じ空間にいるし、コミュニケーションもとれるし、会話も通じるんだけど、心の底から理解し合えるか…と言われるとちょっと違う。
もちろん、もう実家を離れて10年ほどになるわけだから、趣味嗜好考え方に差異があってもおかしくない。
でも「親子だなぁ」と思える部分が減って、同じ空間にいるのに妙な孤独感があって。
別に両親が嫌いだとか差別化したいわけではないんだけど、「家族」という枠組みが強固なものではないし、それに従順に縛られ続ける必要もないなと思った。もちろん何かあったときはお互いさまで助け合うんだけど。
NHK教育ばかり観るようになる
娘の話にもどすと
子どもが生まれるとテレビのチャンネルがほぼNHK教育に固定される。
これまではNHKの受信料の支払いに納得がいっていなかった自分が、NHKを「さん」付けで呼ばざるを得ないぐらいお世話になっている。
番組構成、時間帯、テンポ…どれをとっても徹底的に「子どもが夢中になるように」作られている。
最もお母さんが忙しいであろう、朝の時間帯と夕方の時間帯に合わせて対象年齢を漸次上げた番組順になっている。
子どもが夢中になるから、大人も見ざるを得ないし、キャラクターとか歌とかも自然と覚えてしまう。
細かく書くとキリがないけど、うちの娘は「くっくるん」が始まるとピョコピョコ跳ねて喜ぶし、歯磨きマンの歌を歌うと指で歯磨きをする素振りを見せる。
そんな様子を微笑ましく眺めている瞬間に「あ、自分父親やってんなぁー」と感じざるを得ない。
あと、イオンとかショッピングセンターでカートを押して家族で店内をウロウロしているときも父親を実感させられる。何度も言いますが、未だに自分が父親をやっていることが不思議でならない。
でも、こうやって少しずつ父親が定着していって、最終的に結婚式には恥ずかしいぐらい号泣するんだろうなぁ…。
自分って今後もどんどん変化していくんだろうなぁと思うと、得体の知れない世界への恐怖もあるけど、楽しみでもあるね。
ひとまず「子ども系」の感動モノへの免疫機能が急激に低下して、子どもが出てくる映画とか観るとすぐにボロボロ泣いてしまうようになった点は認めたくない…認めたくないよ…!!
にしけい