モロッコ迷宮都市フェズで値切り交渉をしすぎて「頭おかしいデスカ!あなたクレイジーですね、本当にベルベル人だ!」と言われた僕にしけいですが
ここトルコでもコーヒー占いの道具を大量に仕入れるためにベルベル人モードで頑張ります。
スーパー仕入れタイム!ベルベル人モードで交渉するぜ!
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) October 19, 2020
ちなみにモロッコでは「ベルベル人=意味不明なことをいう人」というようなニュアンスで使われていました。(参考記事:スペインモロッコ旅行記21〜迷宮都市フェズとベルベル人にしけい〜)
まず、旧市街地のエジプシャンバザール・グランドバザールをはじめ「観光地価格」で商品が提供されているエリアはどこも値段が高いです。値下げ交渉自体は受けてくれはするのですが、一種のパフォーマンスのようなもので、底値でもかなり高いです。
そうなってくると、現地の人たちが行くようなエリアを探ります。基本的に「客引きがいないエリア」が地元がいくエリアになります。
客引きしないエリアは逆に英語で話せない人が増えてくるのですが、英語がほどほどに通じつつ現地の人たちがいくエリアを絞っていくと
エジプシャンバザール南西、グランドバザール北エリアである「Uzun Çarşı(ウズンカルシ)通り」のあたりが値段的にも英語的にも良さそうです。
ただし、このエリアはガチで現地人が買い物にくるエリアなので、あまりにもしつこく交渉しようとすると「ここはエジプションバザールじゃないんだから、それ以上安いなら売れないよ!」と怒られる場面もありました。
いちおう英語が通じるお店もありますが、全く通じず逆に外国人は帰って欲しいというような態度のお店もあり、観光地化した各バザールから少し離れただけなのに全然雰囲気が違いました。
イスタンブール仕入れルートの形成
仕入れ初日は上記のように「エリア」と「相場」をとにかく見てまわることに専念しました。そして、仕入れ2日目(最終日)になんとなく街を歩いていると、初日に会った日本語を話せるおじさんに遭遇。
「どうしたの?」というので「今あれとあれをこれだけの量仕入れようとしてるんだけど…」と相談してみると「ちょっと知り合いのお店に聞いてみるわ」とすぐさま電話をかけて2、3件話をつけてくれました。
「○○リラまでなら値下げできるって言ってるけど、どうする?」
「お、それは確かに安いですね!」とか「それはちょっと高いですね」といった具合におじさんを介して交渉。
最終的に、地元の人たちが仕入れる業務用のお店のようなところに商品を見に行き、さらに交渉…。おじさんが通訳してくれながらだったので、本当に助かりました…。
途中、1リラ以下の単位で値切り始めたら、おじさんが「それはちょっとやりすぎじゃない?」と注意されました。お店の店長は仕入れ価格まで教えてくれて「利益はこれぐらいしかとってないよ」と言われたので「そりゃそうだよな」と納得してちょっと反省しました。しかし、最終的に納得のいくお値段でトルココーヒーセットを調達できたので満足です。
いろんなものを安く買えるルート(やり方)ができたので、初回のイスタンブール訪問としては成功と言えるんじゃないでしょうか。前日の市場調査も判断材料として非常に役に立ちました。古臭いですけど、やっぱり「営業は足で稼ぐ」というか、ひとつずつコツコツやっていくのが近道なのかもしれません。
たまたま街でおじさんに再会できたのは本当にラッキーでした。こういうときに触媒的な役割を果たしてくれる「キーマン」に出会える引きの強さがあるような気がします。
オッケー!やっぱこういう引きの強さみたいなものは「こうしたい!」という純度の高さによるものなのかもしれない。
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) October 19, 2020
最終的に4つのお店をハシゴして、写真に写っている大きめの袋を8袋分の商品を仕入れました。
持ち帰りが大変になったので「スーツケース」を買うことにしました。
スーツケースを買うときもおじさんが手伝ってくれて、お店にある1番大きいサイズのスーツケースを100TL(約1300円)で2つ購入しました。リラ安なので、本当にいちいち安く感じます。
ということで、それも数に限りはありますが、下記のページから「トルココーヒースターターセット」と「コーヒーの粉」のお取り扱い開始します!
つづく!