手の根元には手首があります。
手と手首です。
次。
足と足首です。
つまり
どうも「首」という言葉は
先端に何かがついていて、そのつなぎ目部位に使われているらしいのですが…
この部位に関しては先端に何もついていません。
これまでの法則性から考えると…
「首」と名乗るなら、こうなっていないとおかしいはずです…
でも、我々のものはそうなっていません。
この言葉ができた当時はみんな何かしら先端についていたのでしょうか?
それとも僕がついていないだけで、みなさんついているのでしょうか?
僕の見間違えではなければ
ほとんどの人が、こんなゴルフボールのような感じにはなっていなかったはずなのです…
いくさとかで討ち取られた人ってこういう感じで集められるじゃないですか…
ということは、やっぱり「先端についている何か」を集めているわけで
もしまた戦乱の世になって
「首塚は場所食うし、見た目も怖いから、コンパクトでスマートな感じで負けた武将をさらしものにしてやろう」
というスタイリッシュかつ残虐な人物が現れたら
こうなる可能性も出てくるわけです。
我々は、先端に何も持っていませんから、何も集まってこないわけです。
でも、もしかしたら「何もない」と思っているところも
実はスマートな武将が己の勢力を誇示するための場所になっているかもしれません。
「最近、あそこのビル壊してサラ地になってるけど、何ができるんだろう…」
と、何もない空間があったとしたら…
目に見えないだけで…
本当は誰かの大事なものがゴロゴロ転がっているかもしれません…
「ギリギリの状態」「わずかな可能性が残っている状態」を指す
「首の皮一枚でつながっている」という慣用句がありますが…
「ギリギリじゃなくてもう全然ダメだった状態」を指すには
「乳首の皮一枚でつながっている」という慣用句ができてもおかしくないわけです。
甲子園の地区予選の第一回戦で負けたチームや
合格ラインが60点のテストで5点だった人や
まったくもう可能性が残っていない状態の人物たちに
「乳首の皮一枚でつながっていますよ!」となぐさめるシーンも今後出てくるかもしれません…。
ということで、この「乳首」という日本語について首をひねったことのある人は僕だけじゃないはずですよね?
「鬼の首を取ったような顔」をしている人がいたら、もしかしたら「乳首」の方だったのかもしれませんね。
「乳首の先端についていた何か」を取って「取ったぞー!」と喜んでいるだけかもしれません。
そのほうがピースフルで、首尾よく物事がととのっていくので良いのかもしれません。
どうしよう、今日のブログ、どうオチをつけようか…。
変なところに首をつっこんじゃったなぁ。
にしけい