手相に関する書籍の紹介

 

これから手相を勉強しよう、勉強中という方にこの記事が目に止まることを願って…。

 

手相の本はいろいろ出版されていますが、書店で買う場合は中身が見えて良いのですが

ネットで購入する場合は、きちんと中を確認できないので、理解を深めるどころか混乱を招く書き方をしている本に出くわすこともあります。

 

そこで、この記事では僕が過去に読んだ本を独断と偏見でどういったものか簡単にご紹介させて頂きます。

(全て占い専門図書館で閲覧可能です)

 

随時更新していきますので、更新する度にアップさせて頂きます。

 

驚くほど当たる!リアル手相占い/宮沢みちmichimiyazawa

手相の線の組み合わせを恋愛・結婚中心に紹介。女性目線。表現が現代チックでキャピキャピ感があります。

女子大生、OLさんあたりにはウケそうな言葉のチョイスが多い。ネイルやリングの身に着け方なども、女性ならではの視点。

 

手相 本当の自分がわかる/宮沢みち415JV0NF83L._SX326_BO1,204,203,200_

宮沢みちさんの手相本は、女性が気になるコラムをちょくちょく挟んであります。顔相も少し紹介されています。

三大線の組み合わせからパターンを紹介。宮沢さんの流年法は、日本国内でも結構使っている占い師さんが多い西谷さんベースといった感じです。

基本線の説明に偏りはある気はしますが、1冊持っておいてもいいかなと思います。

 

手相入門/八木喜三朗71egrQc5nDL._SL500_SX353_BO1,204,203,200_

 

表紙通り、とにかく実写にこだわった鑑定例集。

写真が少し不鮮明で、左手の写真しか無い点が惜しいです…。

しかし、幼稚園児から老人まで年代別に手相が実例付きで紹介されているので、普段鑑定する年齢層に偏りがある人にとっては良いかもしれません。

丘に忠実ですが、流年法については解説されていません。基本的にキロの手相の本をベースにしています。

 

中国5000年の秘伝 黄帝占術〈手相篇〉あなたの運勢は生命・頭脳・感情の三大線ですべてわかる/鮑黎明518AQF9ETrL._SL500_BO1,204,203,200_

中国とタイトルにありますが、掌紋学とか九宮は出てこないので、西洋ベースの手相術に近いと思います。

「知能線が弱い」といった表現は飛び交ったり、少し玄人向けの内容かもしれません。

最初の1冊に選ぶには少し難しいです…。というか、市場にほとんど出回っていません。

流年法は1つの方法に限らず、いろんな見方があるよ…と紹介しています。
指で読み取る方法も何パターンか紹介されており、これはちょっと珍しいです。

手のひらを時計のように見立てて月を算出する方法や、手の型を五行で観る方法など、他の本では見られないものも。

 

的中手相術入門 災難を避け、幸運を呼ぶ秘法/西谷泰人51zwO4qN2CL._SX338_BO1,204,203,200_

西谷さんが平成5年に出した本。次に紹介する的中手相術の本と内容はほぼ同じ。流年法が袋とじになっていないだけでしょうか。

あと、丘についての説明は下記の「決定版」の方が細かく書かれているので、そちらをもっている方はこの本は買わなくてもいいのかもしれません。

 

的中手相術―手相書の決定版 入門から応用まで/西谷泰人51BA8A40EYL._SX339_BO1,204,203,200_

西谷さんの流年法は結構当たるし、参考にしている占い師は多い。ただ、完全にこれを鵜呑みにするのはどうなんだろうなと思います。

本には書いていない誤差を補正する何かがあって、そのキモの部分をあえて書いていないように思いますが

基本的な丘の捉え方など言葉のチョイスは正統派で

丘について他に詳細に書かれている本をもっていないのであれば、これは1冊買っておいてもいいかもしれません。

 

 

流年手相術―手相の線で、いつ何が起こるかが分かる/西谷泰人51WD8J-WENL._SX298_BO1,204,203,200_

西谷さんが「いいとも!」に出ていたこともあって、上述の決定版に「芸能人の鑑定」を足した印象。

流年法の取り方が年齢と共に小さくなっていくことを、アインシュタインの「相対性理論」を用いて説明しています。これは結構納得。

マスカケの流年のズレがあることも、他に書いている本は少ないので、目を通しておいてもいいかもしれません。

口酸っぱく言いますが、流年法はいろんな説があるので、1つの説を過信しない方がいいと思います。

 

 

ズバリわかる手相―見方と運勢/ボワィヤン・S.米田51W3E9QJ6JL._SX330_BO1,204,203,200_

日本占術協会会長の浅野八郎氏が推薦しているとのことなんですが…

この人に何の恨みもないんですが、これはちょっと内容が薄い。ズバリわかるかなぁ…。

タイプ分類で手相を紹介してて、入門者向きかもしれません。

 

「運を呼ぶ手」のつくり方/原園博志418vdEf-onL._SX341_BO1,204,203,200_

喫茶店「がるそんぬ」のマスターが編み出したと言われる手もみによる開運法。

丘や線の細かい説明はさておき、実際に解決策を「行動」に移せるのは魅力的。

確かに、手を揉むと血行が良くなるから健康面では良さそうなんですが

これで「恋人が出来る」というのは自己暗示の要素が強いと思います。それでも、具体的な行動としてアドバイス出来るのはいいですね。

手相は「知る」ことには長けているけど、「じゃあどうしたらいいの?」っていう対処法の提案が弱かったりするので…。

 

あと、帯に書かれている「55年で25万人超の手を見てきた」というのは、1日12人見てきた計算になるからとてもインパクトがあるんですが

「分母が大きいからいい」というのは、占いではあんまり説得力にならない気がします。

 

「キャリア自慢」は年配の占い師さんにたまに見られるんですが

例えば「50年間続けてきました、ひらがなの練習」って言われても、それってスゴイの?ってなっちゃうことも。

数字も確かにひとつの訴求力はあるんだけれど、大事なのは中身なのでは。って、話が逸れちゃったな。

 

 

手の治癒力/山口創419pjkoIO1L._SX344_BO1,204,203,200_

手相の本じゃないんだけど「関係ない」とは言い切れないお話が多いのでご紹介。

手を使ってヒトの心身を癒すことも出来るし、スキンシップでこんな効果があるんですよ!

という「手の使い方」を実験から得られた情報を元に紹介。

お客さんにちょっとした小話として話すネタにもなるし、手相の科学的アプローチを試みる上での考察材料にもなる1冊。

 

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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