スペインモロッコ旅行記19〜バスでタンジェからフェズへ

モロッコ・タンジェの朝。

バスに乗ってフェズへ行くためにゲストハウスのオーナーさんが車で駅まで送ってくれました。本当にみんないい人が多いなぁこの国は。

80ディルハムバスは中はボロボロでフロントガラスの大きなひび割れが、繊細な日本人の心を揺さぶります。


メヘンディか何かのインクを塗った手を何度も見せてくれた女の子。手を見たそうにしていた気持ちが伝わったのかもしれません。


とにかくなぜか近くいる子供たちが可愛い子が多くて、思わずニヤニヤしたりおどけてみて笑わせてみたりしました。

自分の娘と歳もさほど変わらない女の子でしたが、6時間近く走り続けたバスの中でおとなしくしていたのには驚きました。

途中、3時間ぐらい走ったところで10分ほどトイレ休憩はありましたが、日本のように「◯時までにもどってきてください」というアナウンスも表示もありませんでしたので、他のお客さんの様子を観察して初めて休憩時間だということに気づきました。

 

 

フェズに到着。

 

なぜか写真を撮って欲しいとお願いしてきたおばあさん。髪を整え帽子もかぶり直し「女の子」な面が垣間見えたのが印象的でした。おばあさん、可愛く撮れてるよ。

 

フェズのバスターミナル。 ここからとりあえず最終日のカサブランカ行きの列車のチケットを取るため新市街地へ向かいます。

新市街地までは5,6キロあり、バスは1時間に1本らしくここでもタクシーを使いました。


30ディルハムで、同行していた日本人の方とシェアしたので15ディルハムで新市街地へ。本当にモロッコはタクシーが安い。

フェズの市街地を散策します。

 

アフリカ大陸でも、ニトリをはじめとした日本企業の同じようなお買い得感アピールをしていたので、思わずわにやにやしちゃいました。

 

コンビニのような雑貨屋の前に突如現れたマシーン。

 

足元にはステップのようものが描かれており…

 

これに1ディルハム入れて手首を突っ込むと…

 

 

 

血圧と体重を測定してくれる機械だったのです。

 

サウナや銭湯の脱衣所でなら見たことがありましたが、街中にあたりまえのように設置されていてシュールな光景でした。

 

身長を測ってくれるタイプもありました…!こちらはあまり人気はないようでした。

 

 

 

 

 

駅のホームの中にもありました…!

 

モロッコの皆さんは体に気をつけている人が多いのかなと思いきや、この機械の前を太った男女が歩いて行ったのでこれまたクスリと笑っちゃいました。

 

 

 

 
路面店でドライフルーツを売っているお兄さん方を発見。

 

 

名前はなんて言うの?

 

一粒いくらなの?

 

なんてギャーギャーとお兄さんに質問を繰り返していたらなんと1粒くれました。 本当にモロッコの方はやさしいです。

 

チャマラという果物のドライフルーツらしいです。めちゃくちゃ甘くて干し柿のような感じです。
旅は続きます!

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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