東南アジア旅行記7〜シェムリアップのホテルにてメモメモ〜

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2014年9月15日 シェムリアップのホテル

 

なぜかドイツ人の男の子ハイコーくん(28歳)と1つのベッドで寝ながら日記を書いています。

今回の旅は、このドイツ人のハイコーくんとイギリス人のエマちゃん(28歳)と旅しています。あとはガイドのラビさん。

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左からハイコーくん、ラビさん、エマちゃん、にしけい。

次の日の朝、エマちゃんが「なぜか私の部屋ベッドが2つあったんだけど」と報告があってハイコーくんと爆笑。

ハイコーくんは、細かくて、保存壁があって、完璧主義でイメージ通りのドイツ人って感じ。日本人と気質が合う。

手相を見て「肺が悪いかも」と話すも、ネガティブなことを信じないのか、当たっていないのか分からないけど、肥大した親指の小爪と火星平原から月丘にまたがるように伸びる島は呼吸器系だと思うんだけどなぁ。

 

荷物の量

 

そんなハイコーくんは守備力が高いのか荷物が多くて笑ってしまった。

 

写真 2016-06-03 4 15 03

 

3人の荷物量の比較はこんな感じ。

エマちゃんが「Keiは少なすぎ、ハイコーは多すぎ」って笑われた。

 

しっかりガールは年下と合う

 

経営コンサルをやってるらしいエマちゃんは本当にしっかりしてるなあ。

年下の彼氏がいるらしいけど、気の強い女性はなんやかんやで年下の男性との方がうまくいくと思う。

「彼氏が年下で甘えん坊でさ〜」みたいな感じで愚痴っぽく言いながらも、それがノロケだったり。これは万国共通なのかもしれない。

 

英語コンプレックス

 

言葉の壁(英語)に苦戦してるけど、何とかかんとか会話は出来てる。本当に中学レベルの単語だけど。

分からない単語はその都度アプリで検索して伝える。伝わらなかったら同じ意味の別の単語で置き換えたり。その繰り返しで何とか会話する。

それでもやっぱり「生まれたときから英語圏」で暮している人たちはちょっとズルいなと思った。

日本はある意味独自性MAXで、言語も国も孤立しているように思える。

独自の文化が生まれるという意味ではいい面でもあるし、やっぱりこういうときに他言語への対応力が弱いという意味では悪い面でもある。

ガイドのラビさんも貧しい村で生まれたけど、必死で英語を勉強して今の仕事が出来ているわけだから、英語を学ぶとより世界が広がるのかもしれない。

 

にしけいのリアクションの薄さ

 

ガイドのラビさんには

「ふーん」というリアクションをするのは日本人だけだ

って言われて、また「ふーん」と言うと笑われた。

外国人はover reactionだなぁと思う。

といっても、僕自身がリアクションが希薄だからよりそれが目につくのかもしれない。

相槌の練習しなきゃなあ。

 

愛知県の岡崎で5年間日本語の先生をやっていた女の子

今回参加したG-Adventuresという旅行ツアーは、英語圏の国を中心にいろんな国から集まった同世代同士がひとつのチームとして旅するというもの。

僕のチームはこれまでに出てきた通り、ドイツ人のハイコーくんとイギリス人のエマちゃんと僕の3人チーム。

僕らのチームよりも1つ先にツアーを旅しているチームと、僕らより1つ後に旅しているチームが時々合流して一緒にご飯を食べたりする。

それぞれチームによって色が違って、RPGのパーティみたいな気分だった。

<<合流チームまとめ>>

チームまとめ

1日後発グループの中に日本に住んでいたという女の子がいた。

白人の女の子なんだけど、なんか仕草が日本人ぽいなぁと思っていて

「あのー…僕、日本人なんですけど…」と日本語で話しかけると

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

って言って、顔文字通りの顔とリアクションをしてて笑った。

スペインとオーストラリアのハーフで、僕の3歳年上(上記絵右下)。

鋼の錬金術と韓流好きのちょっぴりオタクで愛知県岡崎市で英語の先生をしていたらしい。

カンボジアの中心で金髪白人女性と「名鉄新岐阜駅をよく使ってたヨー」なんて会話ができるなんて、なんかよく分からない謎の偶然に感動と興奮が渦巻いた。

「ネイティヴの英語話せないのによくこのツアー参加したね」

このケリーと名乗る女の子には本当に助けられた。

会食のときはいつもまわりの英語についていけず、ただ愛想笑いをするぐらいしかできなかったけど

ケリーが通訳をしてくれておかげで会話についていけるし、チーム全員の手相をきちんと鑑定してデータを集めることができた。

3日ぶりの日本語は変な違和感を覚えたけど、きちんと日本語の意味を頭に入れることで頭の中が整理されてより英語を聞き取れるようになった。

契約しない生き方

ケリーといろいろと語った。

「私はなるべく契約しないで生きたいの。契約すると縛られちゃうでしょ。だから住所も携帯も契約しないで世界中見て回ってるの」

この考え方は非常に衝撃的だった。

今まで「契約すること」が当たり前になりすぎて、それが「縛られている」ということさえ気づかなかった。

日本で何も考えずに大人になって、日本で死んでいくとき、どれぐらいの数の契約や約束に縛られるんだろうか。

そんなに縛られる必要はあるのだろうか。ケリーにはいろいろ考えさせられた。

 

本当に外の世界を見てみないと分からないことっていっぱいあるよね。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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