手のひらのケガは意味を追うのではなく背景と「偏り」を考える

次女が「パパ、この前、ここ学校で鬼ごっこしてて転んでケガしたんだよ」と報告してくれたので、写真を撮らせてもらいました。

 

 

 

娘が左手の薬指の下あたりを擦りむいてしまいました。手相で見ると、ここは太陽丘と呼ばれる場所です。東洋系の手相では坤(こん)〜兌(だ)の位置にあたり、書籍によっては離〜坤として分類されることもあります。
この場所は一般的に「アイドルや芸能に向く」といった意味で紹介されることがありますが、より本質的には承認欲求や認められたい気持ちが強い、正解を求めるといった意味があります。

手のケガは、ケガそのものに意味があるというより、なぜそれが起きたのかという背景を考えることが大切です。
娘の場合、普段からこの部分が表す要素がよく現れていて、それが過剰に出すぎた結果としてケガにつながったのではないかと考えています。

娘はもともとこの部分の要素が強く出やすい性格で、承認欲求が強く、失敗を恐れて相手をコントロールしようとしたり、周りに八つ当たりしがちな傾向があります。実際、この時期は娘の態度が荒れていたため、一度しっかりと注意したことを覚えています。

どんなことでも、特定の方向に偏りすぎると問題が起きるものです。ケガも、その部分に一時的に過剰な力がかかったときに起こる現象の一つです。

重要なのは、ケガや傷の意味を深読みすることではなく、「なぜそうなったのか」という背景を振り返ることです。何かが過剰になっていなかったか、偏りが大きくなっていなかったかを考え、そうした偏りに気づき、方向性を少しだけ分散させることが大事なのです。

この子の性格を整理すると、真似をすることや正解があることに取り組むのは得意ですが、自分で自由にやることや正解がないことに挑戦するのは少し苦手です。坤の性質が非常に強い子です。

娘の場合、方向性の偏りを散らすために効果的なのは、何かに集中させることです。また、父親とボール遊びや体を使った遊びをすることも、坤の象意を緩和させることにもつながります。これは僕ができることなので、めいいっぱいやってあげようと思います。この子の場合は髪を切って短くするだけでも、流れが変わるので美容院につれていってあげるのもありです。

手をケガしたら意味を追うのではなく、改めて自分自身の「偏り」を意識して、それを緩和させることが大事です。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山生まれ。19歳から手相占いを独学で始める。化学系工学修士。商社での開発営業職を経て占いを生業に独立。専門分野は手相・易・気学・家相・風水・墓相など。著書50冊以上、世界15カ国での実占経験。三児の父。

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