【ChatGPTについて】結局僕は文章(ブログ)を書くことに逃げるんですよ。

ChatGPTをはじめとするAIシステムについて。

こういったテクノロジーが普及すると「平らな土地」が増えていくんですね。

平らな土地が増えると安全かつ安定して暮らせる人が増えます。

それと同時に平らな土地の価値が相対的に下がるので、そこまで必死に死守しなくてもいいし、奪い合う必要がなくなります。僕はどちらかといえば賛成ですが、賛成だと主張できる選挙権みたいなものすら、渡されていない気がしています。笑

いまだに日本でも抵抗感を示す人もいますが、海外へ行くと山奥や田舎の方でもクレカ決済に対応しているお店や個人商店が多くてですね。「この店現金しか使えなさそ」という雰囲気のお店でも「カードOK」という場面が多くて。南米を旅した時も、トルコもエジプトもインドも「意外とクレカOKなんだな」というところが多いんですね。田舎で小麦を使ったローカルフードを売る屋台のバアさんとかもカード決済端末出してきますからね。

こういったテクノロジーの普及によっていろんなものがフラットに対等になっていきます。山やハードルを壊して、平らな世界になっていく。分け隔てなくなっていくわけです。なので、どうしても「正解」とか「無難」を生み出すためのお仕事はテクノロジーの普及によって人間ができることは減っていくと思います。そういった意味では一定数仕事を失う人もいるでしょうし、楽になる人も出てくると思います。

どうしても立場がありますけど、そこは立場を変えればいいだけなので、本当に困って生命の危機を感じたら自然とみなさん立場を変えると思うので、あんまり心配していません。

 

曖昧こそ絶対?

 

正解や無難というのは「特定の評価軸」があったり「枠」が固定された世界です。

ChatGPTも現段階では「枠」があります。まず、この「枠」を少しずつ拡大する動きになると思います。よりマニアックな情報を取り込もうとしたり、より不確定要素が高い情報も採用したいフェーズです。

ただ、どうしても法的にアウトなもの、倫理的なものがあるので、やっぱり採用してアウトプットされる情報にも「枠」が生じると思うんですね。

法的にはアウトな情報や、グレーゾーンなものはインプットとアウトプットのどちらか(両方)で切り取られる可能性があります。あとは、ChatGPTは情報操作も政治利用もできると思うので、結局偏りが出来てしまうでしょうね。

そうなってくると、枠外のイレギュラーをどう処理するか…という感じなんですけど、おそらく芸術とかアートといった実害がないイレギュラーは積極的に取り込まれると思うんですね。プラスとして採用される。「こんな新しい作品や作風があるんだ!」と知能として取り込まれるわけです。

反対に「Dark ChatGPT」みたいなものも(既に)生み出されていると思うんですけど、実害や犯罪に関与しそうなものも採用するAIも暗躍しそうなわけです。結局コンピュータと言えど人間が生み出したものなので、使い手によって偏るんですね。それで、そういったものをさらに取り締まるAIも出てくるので、結局のところ「人間のいたちごっこ」みたいなものは終わらないんじゃないかなと思いますし、ずっと「完璧な正解」は出ないまましばらくは続くと思うんですね。

条件を限定しないと完璧な正解は出ないんですけど、限定すればするほど「対象外(イレギュラー)」が増えていくんですね。

(このあたり各種宗教がAIをどう捉えて、どう対応していくかも見物だなーと思っています)

なので、どこまで正確に詳細に分類しても、文明が発達しても「グレーゾーン」は無くならないんですね。水っぽい、曖昧なものって無くならないんですね。だから、不思議な話なんですけど、「時代が変化しても絶対揺るがないものって何ですか?」って聞かれたら、僕は「曖昧なもの」だと思っています。

イレギュラーでなおかつ善とも悪とも判断がつかないような、どこまでいっても判断できない曖昧なものを生み出したり、そういう存在というのは、枠の外にいながら自由に動き回れるんですね。賛否、善悪といった議論に振り回されるのって結構めんどくさくないですか?

たぶん今後もっとルール変更のスピードが早くなるので、その度に振り回されたら摩擦で全身脱毛されてしまいそうです…なので、平らな土地での勝負をしようとするって結構体力と気力に自信がないとキツいかなーって思うんですね。

何度も言いますが、今後ますます「平らな土地」が増えていきます。平らな土地が生まれることによって誰でも「立てる」「固定」できるようになるので、「目立つ」「立場」「個性」「立ち向かう」といったことに、そこまで価値がなくなっちゃうというか。場合によっては逆に不自由になるかもなーと思っています。縛りが多くなる。限定されちゃうというか。

縛られると、変化が激しいと身動きが取れなくなっちゃうんですね。結局縛ってるのは自分なんですけど。

あの、まぁ、偉そうなことを言っていますけど、税理士さんから確定申告関連の鬼LINEが来て、もういやになっちゃって、代わりにやってくれるAIを探していたら、こういう記事を書きたくなった…というだけなんですね。

 

クエッ!!

 

鳥の鳴き声でごまかしながら、立ち去ります…

にしけい

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書いている

西田 圭一郎

1987年富山市生まれ。工学修士。 商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。黒も好きです。どの国に行ってもスチューデント扱いされます。詳しくはこちらから。

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