【書籍】「完全保存版 花札占い事典」を発売します。

本商品は9月3日頃から順次発送いたします。現在予約受付中です。Kindle版も後日発売予定です。紙版の初版には数量に限りがあるので、ご了承ください。

この度、「完全保存版 花札占い事典」を制作したしましたので、お知らせいたします。

ご予約はこちらから

 

はじめに

 

 2022年に花札占い入門編を出版してから3年が経ちましたが、たくさんの方にご好評頂いております。僕が最初に花札占いで占ってみたときに感じた「感情や心情を読み解くことに長けた占い」という印象は残りつつも、日々新たな機能や発見があります。花札占いの発展の一助になったのは「十二支」の存在です。日本でも古来より愛用されている年や方位を表す概念です。年や方位だけではなく、十二支には「象意」と呼ばれる「グループ分けされた諸現象」があります。ちょうど花札は十二ヶ月分の札があり、十二支との相関がある考え、実占に落とし込めないかを模索してきました。

花札占いには様々な占い方がありますが、十二支という抽象概念との融合によって様々な分野への展望が可能になりました。「12」という数字は非常に汎用性が高い数字です。
天体・生物・社会学・物理・音階などの幅広い分野における周期概念や、2~10分割概念のほとんどが12分割で説明がつきます。それでいて、十二支・十二宮・十二消長・十二天将・主星福星・十二大従星・八卦・九星・用神・六親…といった占いにおける分割概念も抽象度を高めていくと異語同義であるものが多いです。

花札は可愛らしくも親しみやすい和柄が特徴的ですし、様々なキャラクターの札が発売されており、漫画やアニメなどのコラボレーション花札も多数存在します。日本の伝統をほどよく残しながらも柔軟性と機知に富んだ札だと思います。最初は絵柄やイメージだけで状況を占うだけでも十分ですが、それに慣れてきたら、他の抽象化概念の世界の扉を開けてみて欲しいなと思います。今までは特定のフレーズやイメージしか出てこなかった札からも、一味違う言葉が思い浮かぶようになるかもしれません。

 本書はその一助になることを願って、十二支的な解釈に加えて、花札占い入門編ではご紹介できなかった具体的な意味や象意を列挙しております。実際に占う上で役に立ちそうな具体例を10項目ずつ収録しております。花札占いの特性上、勝負や短期的な予測に向いているため、試験や雇用や転職などを中心に占断目安をご紹介しております。入門編では「勢い」や「旬」といった概念でご紹介しておりましたが、より具体的に各札の雰囲気を理解する一助になるのではないでしょうか。

昨今のAIの目覚ましい発展のせいか「占い師に相談する人が減ってきている…」という声も耳にしますが、「占い」は一種の「体験」です。占われる人と占い師が揃って「占う場」が醸成されます。占いはライブであり、生の体験なのです。僕はエジプト、インド、オーストラリア、タイで花札占いを使って実際に占ってみましたが、どの国でもその神秘的な札の雰囲気に興味を抱く人たちばかりでした。花札占いについてのお問い合わせも海外から増えており、花札占い入門編の英語版もAmazonで電子書籍とペーパーバック版で出版しました。

日本の神秘的で不思議な「花札」というものを使った「花札占い」を体験してみたい人たちはまだまだ世界中にいるはずです。本書によって、まずはあなた自身に花札占いの真価と可能性を感じて頂けると幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

書籍の内容

 

各札の象意と占断目安を記載しております。一人で占うときも、誰かを占うときにも使いやすい内容です。

 

紙版は付録として「月ごとの象意集:映画や漫画」「月ごとの象意集:音楽のジャンル」「結びつきの強い札」などを記載しております。本書がお役に立てることを願っております。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。甘酒と文章を書くことも好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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