ここ1年で気づいたら動物園か水族館にいる頻度が高くなっていて、飲み会や打ち合わせでもなぜか高確率で動物談義に花が咲きます。じわじわと動物ブームが起きています。
昨年ぐらいから、鹿の骨、犬、猫、ザリガニ、鳥といった動物を使った占いにも挑戦していますが、ガシガシとデジタルな情報を扱う占いとは違う、自然の無為な感じがかなり好きです。
動物を使った占いをやっていると動物の占いの情報がよく入ってきまして、インドネシアでは豚やウミミミズの占いがあったり、北海道やロシアではキツネの占いがあったり、知れば知るほど動物を使った占いの多様さに驚かされます。
ペットや動物を使った占いのデータも少しずつ溜まってきたこともあり、6月〜7月にかけてゆるく動物占い企画を開催予定です。
空いた時間にオンラインで開催するので、参加する人がいてもいなくてもどちらでもいいかなと思っていますが、動物やペットは「飼い主が抱える問題を解決するためのヒント」をもっていることが多くて、改めてそのあたりを確かめることができたらいいなと考えています。
今回は写真で占います。本当はオンラインでもペットの顔が見れたほうが占いとしてはやりやすいのですが、そのあたりもそこまで無理に連れてこなくても十分占うことが出来ます。
ペットは子孫っぽい
ペットは飼い主が居場所を与える対象ということで、断易などの六親では「子孫」に該当する場合が多いです。
子孫はただ単に「子供」という意味ではなく、その飼い主が作り出したものというニュアンスもありますし、人間の子供と同じように生活に変化をもたらす存在です。
なので、先ほども書きましたが、ペットというのはその飼い主が「自分自身に変化をもたらしたくて生み出している存在」だったりするせいか、その方が抱えている問題を解決するソリューションのヒントとなる情報を提供してくれる場合が多いです。
細かい占い方の仕組みは動物ごとによって異なりますが、例えば飼い主がペットの猫ちゃんのどのような部分が好きかという情報は、その飼い主が抱えているコンプレックスや自分自身に感じている問題点を壊すためのヒントが隠されている場合が多いです。
古今東西、動物を用いた占いは非常に多いのですが、現代において改めて実際に占ってみている例がほとんどないので、動物も好きですし引き続きデータを集めていく予定です。
動物占いといえば
「動物占い」というと、どうしても冠帯や墓などの十二運をクロヒョウやヒツジなどの動物キャラクターにタイプ分類した、あの占いが思い浮かぶと思います。僕も流行っていた当時、ローソンのロッピーで自分の隠れ動物を知りたくて525円でプリントアウトするサービスをやってみたことがあります。
タイプ分類型の占いは現状を固定させるためには良いのですが、変化を促進させにくい側面があります。今後さらに変化が激しい世の中になってくると、生年月日時からキャラクター分類したり、相性を見たりする固定するための仕組みを採用する占いは時代錯誤が生じると予想しています。実際のところ、現在の10-20代の中では、僕が10-20代のころの動物占いほどは流行っていないように見受けます。
僕は様々な動物や方法で占い、データがより集まったら「本当の動物(の)占い」という形でまとめてみようと考えています。最近よく考えているのですが、どう見てもAIが人間がやる意識的な仕事は簡単に出来てしまうようになると考えていて、AIも人間と同じように「飽き」がくると思います。そうなったときに、自然や動物が作り出す「無為な態度」のようなものをおもしろがるようになると考えています。
令和になり、「本当の動物(の)占い」ブームが来ています。1人ブームです。
にしけい