占いの機能のひとつでもある「前提破壊」は若さの秘訣なのかも。

この記事は無料メルマガ「ポン通」vol.35 に掲載したものを加筆修正した記事です。

 

占いの機能のひとつでもある「前提破壊」は若さの秘訣なのかも。

 

今を楽しく過ごしている方、今をなんとなく過ごしている方、今を必死に過ごしている方…いろんな「今」に立ち合わせて頂くお仕事だなとつくづく感じています。

いろんな「今」があるのですが、「苦しみ」を作り出しているのはやはり「自分自身」なのではないかと痛感させられます。

何を軸に判断するかは人それぞれなのですが、「これはキツいだろうな」と思う状況でも楽しそうにやっている人もいますし、「まだまだやれることいっぱいあるでしょ」と思う状況でも「もうだめだ><」と絶望的な方もいらっしゃいます。

同じような体験をしても「余裕」と感じる人も「無理」と感じる人もいます。どう感じるかは人それぞれなのですが「無理」と感じる方の多くが「自分で自分を縛っている」ことが多いなと感じます。

その際に邪魔になってくるものが「プライド」…というようによく言われるのですが、これを僕は「前提」と置き換えた方が建設的なのではないかと考えています。

「きつい」「無理」と考える人の多くが「前提」を自分で前提を作り出して、その前提に自分を縛り付けているのです。

「前提」というのは「前に」「持ち出して」いるものです。肉体的・物質的・他者が作り出したものにとらわれている状態だと言えます。

占いや相談の機能のひとつに「前提破壊」があります。

 

「目の前が真っ暗になる」「前へ進めない」といった表現をしますが、簡単に言うと「その前提では発展性が見込めない」ということです。

スムーズにいかないとき、苦しいときほど「前提」を疑うべきときなのですが、逆に言うと切羽詰まっている時ほど前提破壊ができません。

前提にとらわれると雪だるま式にとらわれていきます。前提を破壊することはそんな大袈裟なことではなく「ちょっとしたこと」だったりするので、普段からちょっとずつ「前提」を疑う癖をつけると老けにくいようです。

「わかっているもの」を「わからない状態」にするだけで、前提は破壊されます。

一番怖いことは「わかっているものが全てだ」というふうに固定化されることです。

「わかったこと」は手放すことで、前提が固定化されにくくなるようです。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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