五色占いの本を自分で決めた締切までに無事入稿できたのですが、実はこの本を書いている最中に「あ!こういう本を作ったらおもしろいかも!」と思いついてしまい、寄り道して別のKindle本を出版しました。思いついてから5時間ぐらいで出版しました。
僕名義ではなく、別名義・別人格として本を書いたので、おそらく見つかることはないと思いますが…さっきKDPのレポートを見ると一冊売れていて、「やったー!」となりました。
Kindleのいいところは、名義や出版社名を自由に変えられる点です。いろいろ思いついたことを試したい人間にとっては、リスクを最小限に抑えながら試せるので、本当にありがたいです。
noteもいいんですけど、思いついたアイディアを低いハードルで実験的に試せるのは、めちゃくちゃいいっすね。
ロングテール戦略
僕思うんですけど、世界中のどこかで1日に1つ何か商品を手に取ってもらう…1記事読んでもらう…そういう積み重ねが大事なんじゃないかなーと。
Amazonもそうですけど、とにかくたくさんの種類の商品を取り揃えることで、全体的に相乗効果を生んでいますし、ユーザーを獲得しているわけです。どこにでもあるものじゃなくて、そこにしかないものを取り揃えているわけですから、そりゃ強いですよ。
僕は、占い本だけではなく、旅行記からBL本までKindleで出版していますが、本当に何が売れるかどうかはわかりません。ブログ記事もニュースや事件によって過去に書いた記事の突然アクセスが急増することもあります。
多くの人たちは、「何が売れるかわからない世の中」で「何が売れるか」を知りたがります。そして、「売れるもの」に範囲を絞りたがります。そうなると、そこで競争が起きてレッドオーシャン化して、自分たちの首を絞めることになります。
小さなゼロイチを増やす
だから、「売れる本」を書くよりも
・売れないかもしれないけれど、誰かに刺さる本を量産すること
・種類やジャンルを増やすこと
・ニッチな路線を模索すること
これが生き残り続けることにつながるのではないかなと思います。
世界中のどこかで1日1つ、何かが売れる。これを目標にしているので、本を書きながら気分転換で作った本が売れた時はすごく嬉しかったです。小さくてもいいんです。ゼロだったものがイチになることが楽しいんですね。
ちなみに書いた本は文章本ではなく、ほぼ絵本に近い本ですが、続編やシリーズ物にできそうなので、どんどん作っていきたいと思います。こうやってアイディアで勝負して、ゼロイチになった瞬間が一番楽しいかもしれません。
電子書籍の作り方は過去にeBookテックキャンプという3ヶ月間のグループワークも開講していますが、久しぶりに開講しようかな…。作ってみたい本のアイディアがたくさんあるので、それを形にしてくれる人が増えたらいいなと思います。希望される方がいたらお問い合わせからリクエストください。
にしけい