【サンタクロースも陰陽五行説から生まれた?】赤い服をきたおじさんは寒さを吹き飛ばす呪物!

 

以前、キリスト教のお祭り「イースター」を陰陽五行で読み解いておりますが…

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今回はクリスマス間近ということで「サンタクロース」を陰陽五行で読み解いてみます。

すごく偏った内容ですが、宗教的な批判や政治的な意図はございませんので

政治団体のみなさま、お問い合わせメールから変なメール送るのやめてくださいね。

 

サンタクロースが「南のおじさん」すぎる件

おさらいですが、サンタさんについてです。

サンタクロースの姿・特徴(wikipedia)

常に笑顔の、白のトリミングのある赤い服・赤いナイトキャップ姿で白ヒゲを生やした太りぎみの老人の男。白い大きな袋にクリスマスプレゼントを入れて肩に担いでいる。

 

これを分解して九星に変換してみます。

赤い服・赤いナイトキャップ・・・九紫火星(離宮)

白ヒゲを生やした太り気味の老人男性・・・六白金星(乾宮)

白い大きな袋(丸くて白いもの)・・・六白金星(乾宮)

クリスマスプレゼント(施し)・・・六白金星(乾宮)

空を飛んでくる(天の力)・・・六白金星(乾宮)

トナカイ(従属動物)・・・二黒土星(坤宮)

 

トナカイ(二黒土星・純陰)は、六白金星(陽)を際立たせるためだと考えられます。

とてつもなく六白金星強めのサンタクロースですが、何よりも全身真っ赤という点がポイントです。

赤といえば南。純陽です。

中国の歴史的なエロ本を読んでいると男性器を「朱雀(スザク)」と表現することがけっこうあります。

 

 

「彼の朱雀が、彼女の陰窟の入り口に何度も頭をぶつけ…」といった具合でよく出てくるのですが

つまるところ、赤色というのは「陽」「男」の象徴なのです。

六白金星と九紫火星はどちらも陽が強く、気学でも後天定位盤九紫火星の先天定位に六白金星が位置します。

(黒字は後天定位、青字は先天定位

 

「何言ってるのかサッパリわかんないよ」という方のために大雑把に説明すると

「サンタクロース=南のあったかパワーマックスのおじさん」といったところでしょうか。

 

冬にやってくる理由

 

そんなTUBEの前田さんみたいな夏オッサンは、なぜか寒い寒い冬にやってきます。

4歳のころ11月下旬にも関わらず、真っ白なブリーフ一丁で団地の用水路を泳ぎまわり

(世間体的な意味で)母に強く叱咤された僕でさえ

真冬に全身真っ赤なサンタクロースがやってくるのは「季節外れ」としか言わざるをえません。

(富山の11月は5〜10℃ほどで、団地内でちょっとした事件になりました)

 

しかし、ここが「呪物」なのです。

ちょうどサンタクロースがやってくる12月25日は「子の月」であり

後天定位盤では一白水星の時期にあたります。

寒さが本格化し、人々がちょっと憂鬱になりかける時期です。

 

これを打ち消すべき「呪物」として生み出されたのであろう存在が

あったかパワーマックスおじさんことサンタクロースです。

 

一白水星の対中(真正面)に位置する九紫火星(赤い服をきたおじさん)が子の月(12月)に空を飛び回るのは

五行的には冬の寒気を剋し「寒さを和らげたい」「気持ちを明るくさせたい」という呪事イベントなのではないでしょうか。

子どもたち(八白土星)にプレゼントを渡すあたりも

一白水星の時期を早く終わらせ「冬→春」の変わり目を司る八白土星を強める願いが込められているようにも見えます。

サンタクロースは煙突から入るイメージもありますが、これも一白水星(穴)を弱める象意ですので、五行の理にかなっています。

 

 

まとめると

全身真っ赤なヒゲをはやしたオジさんが子供たちにプレゼントを配るイベントを

陰陽五行的に読み解いてみると

「冬の寒さを少しでも和らげ、明るく春を待ちましょうよ」と願う

人間たちが「自然とうまく付き合うため」生み出した呪術イベントだった。

 

という説です。

 

ちなみに3歳になる娘に「クリスマスはサンタさんに何をお願いしたの?」と聞くと

嬉しそうに「ポケモンのグミをおねがいした〜!」という答えが返ってきたので

にしけいサンタのふところはあったかいまま、冬を過ごせそうです。

めでたし、めでたし

 

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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