家相を読んでいくと、そこに住む人たちがどうなるのか
どのような影響を受けてきたのかがよくわかってきます。
実際のお仕事での鑑定もいいのですが、手軽に勉強になるのは中古物件のチラシやSUUMOみたいな物件検索サイト。
住む人がいなくなるor買い手がつかない家というものは、やっぱり何かしら理由があります。
ローンが払えなくなったとか、転勤になったとか、住む人たちとの相性が合わない…といったことが「起こる」のはなぜなのかを追求していくと、やっぱり家にも理由があって。
つくづく家というものは「生き物」だなと、アニミズムを感じざるをえません。
僕がチェックするのは、この3つです。
1.家屋の周辺状況
2.家の間取り(築年数、価格など)
3.その地域周辺であったニュースや事件
最近はある程度簡単に情報が手にはいるので、いろいろデータが集まりやすいです。
ニュース番組とか見てて事件が起こると、その現場周辺を検索していろいろ思索を巡らせる。
潰れてしまったお店とか、廃れていく建物なんかを見るのもすごく好きです。
ああ、なるほどなるほどって。この瞬間が本当にたまらなく好きです。
手相を身につけてからは、人の手を見るのが好きになりましたが
家相を学んでからは、建物や土地を見るのが好きになりました。
そんな僕が最近分かりかけてきたことは
家相は空間中に存在する情報記憶およびエネルギーが「無意識」へ浸透する現象を体系化したものだということです。
空間中で情報やエネルギーを媒介しているものを「気」と呼んだり「エーテル」と呼んだりしますが
何もないように見える空間にも「情報」や「エネルギー」は無尽蔵に存在していて
これが形や色(相)によって影響を受けたり、逆に相に影響を与えたりしています。
「何もない」というのは「何かある空間」との相対作用で生まれます。
「何もない」という場所があるからこそ「何かある」ことが認識できます。逆もまた然りです。
量子論的になりますが、我々人間が認識(主に視覚情報)していないものは存在するのでしょうか。
知識経験からではなく「奥行」という三次元空間を認識しているのは「三次元からの観察」ではなく「四次元からの観察」があるからです。
「肉体」を含め「家」や「土地」といった物体は「観察の後付け」のような気がしてなりません。
「コップだと認識しているから、コップが存在する」といった具合で「相」は既に四次元からの観察の結果、四次元からの認識による物体化なのではないかと考えています。
つまり「東のキッチンに黄色のソファを置く」といった運気を変える物理的な対応は、空間の認識を変えることに目的があるわけですから
極端な話、目隠しをして「黄色のソファの存在」を認識できていなかった場合、風水的効果は認められないのではないでしょうか。
となってくると、次は催眠術とかタルパとかそのあたりを学んでみたいなーという欲求が出てきます。
僕がこうして存在するのも、皆さんがこうやってブログを読んでくださっているからなのです。
ありがとね(照)
にしけい