出張で富山に来ています。曇り空ときどき立山連峰が見える5月です。

富山に来てから「カバンや袋に関する人」に遭遇する率が高いです。スーツケースの中からビニール袋を探している人、カバンを買おうと検討している人、袋小路の場所、好みのリュックの話をしている人…など。なぜか、カバンや袋に関する現象がよく出ているんですね。
自分で自分を占うのって難しいんですけれど、こういう「同じようなこと」が繰り返されたり、偏りが大きくなっているときは自分がどんな状況なのかを鑑みるヒントになります。
カバンや袋といった形状は、僕は「七赤金星」「酉」の象意として考えています。(過去の媒体では二黒土星に含めているかもしれませんが、二黒土星と七赤金星の間ぐらいなので間違いではないです)
「袋」の機能を抽象化していくと、「口」があって、何かを「中に入れる」という機能があります。さらに抽象化すると、袋は「外部からの選択的流入」という機能があります。「選択的」という点が重要です。さらに短い言葉で表現すると、「選別」を行っています。
選別は分けることなのですが、自然に起こる「分かれる」とは違い、「分ける」に近いです。「分ける」というのは特定の線引きが明確な状態で起きるのですが、「酉」は「戌」に比べて固定度が低いため、やや流動性や柔軟性があります。「戌」になると、閉鎖空間になるので「口」がない袋のような形になります。「肉まん」などが近いですかね。
風船を膨らましている状態が「酉」で、膨らまし終わったあとに口を結び切ると「戌」になります。酉のほうが流出入が起きる余地がまだ少しあります。
七赤金星や酉の象意が出て偏りとして大きいので、何かこれが過剰になると「口」とか「歯」に関するトラブルが起きてきます。訪問させていただいたおうちのワンちゃん(小型犬)に手を噛まれたのも、わりとリンクしてくるかもしれません。
小型犬の甘噛みだったのでよかったのですが、もしこれがライオンやクマだったら重傷だったかもしれません。「酉」や「七赤金星」には「外傷」という象意もありますので、山の中に入る仕事は控えようと思います(お墓を探しに行ったり、土地を見に行ったり、山そのものをどうするか…など山に入らなければならない案件もちょくちょくあります)。
こういう感じで自分に何が起きているのかをメタ的に観察することで、自分を離れることができるのは象意のおもしろさです。ゲームのキャラクターを操作しているように、自分を離れて観察できるようになると、少しだけ冷静で穏やかに過ごすことができます。
今日のポイント
袋・バッグは七赤金星や酉の象意
にしけい